P8コート
ゴム、レザー、プラスチックなど黒色素材の保護・艶出し専用
タイヤ、パッキン、ホースなどのゴム類(ワイパーゴムはP8コートでは仕上げられません!)、黒色樹脂(バンパーなど)、黒色塗装されたワイパーアームやホイール、車内なら黒・茶など濃い色のレザーシート・内装に。
住まいなら、黒・茶など濃い色の革製品(ソファー、椅子、革靴、ブーツ、カバン)、木製ブラインド、ドアなどに。
使い方は、スポンジに付けて塗り込んで乾いたら、乾いたタオルで拭き取り仕上げをするだけ。タイヤなら単に吹きかけるだけの超簡単仕上げです。
- 1. できること・できないこと
- 1.1. できること
- 1.2. できないこと
- 2. 使えるもの・使えないもの
- 2.1. 使えるもの
- 2.2. 使えないもの
- 3. 仕上げの参考例
- 3.1. 少し黒さが無くなったタイヤ
- 3.2. 白くくすんだ黒色の樹脂バンパー
- 3.3. 汚れホコリでまみれた樹脂パーツ
- 3.4. 黒色に塗装されたパーツ
- 3.5. 黒色塗装された燃料タンク
- 4. P8コートの効果はもうお分かりでしょう!
- 4.1. 車用、バイク用という枠はありません
- 4.1.1. こんなものを仕上げられます
- 5. 実際の使い方を “仕上げの参考書” で確認してみましょう
- 6. P8コート 商品情報
- 6.1. フルサイズ(500ml入り)
- 6.2. レギュラーサイズ(200ml入り)
- 6.3. 詰め替え(500ml入り)
- 6.4. 付属品について
- 6.4.1. スポンジ
- 6.4.2. 竹串
- 6.5. 共通情報
- 6.5.1. 成分
- 6.5.2. 使用上の注意
- 6.5.3. 注意事項
- 6.5.4. 警告 一般注意
- 6.5.5. 保管方法等
- 6.5.6. その他
- 7. お求めはこちらから。
できること・できないこと
できること
タイヤ・ゴムホースなどのゴム類、濃い色のプラスチック・レザー製品、黒色塗装のホイールなどの汚れを落とし、保護・艶出しをします。
できないこと
- 表面を覆うだけなので、材質そのものが白く変色した黒色樹脂の色を根本から修復することはできません。
- 各種コーティングのように皮膜が硬化することはありません。
- 一度の施工で何ヶ月も維持できるようなものではありませんので、定期的な施工が必要です。
- 施工後のP8コートは雨や洗車などで流れ落ちやすいので、定期的なお手入れが必要です。
使えるもの・使えないもの
使えるもの
- タイヤ、パッキン、ホースなどのゴム類
- 黒色樹脂(バンパーなど)
- 黒色塗装されたワイパーアーム・ホイール
- レザートップ・幌
- 黒・茶など濃い色のレザー・プラスチックの内装
- 黒・茶など濃い色のレザー製品(革靴、ブーツ、カバン)、表面処理された木製ブラインド・ドアなど
- レザーシートへの施工も可能ですが、とても滑り易くなるため滑りが気になる方は施工はお控えください。
使えないもの
- 布、紙などの繊維
- ニスなどで表面処理されていない木材
- ハンドル、ブレーキなどのペダル類、靴底、床材など、滑ると危険な箇所
- ガラス類、ワイパーゴム(油膜の原因になります) (*1)
- 表面に光沢のあるプラスチック
- 木製食器などの衛生に関わるもの
- 油膜になっても窓ガラスコートにて除去することが可能です。
仕上げの参考例
少し黒さが無くなったタイヤ
一見、普通のタイヤ。
汚れているのかいないのか分かりませんが、P8コートで仕上げていきます。
拡大してよく見ると、若干茶色く汚れているのが分かります。
今回はタイヤだけに焦点を当てていますので、ホイールの解説はしていません。
P8コートを直接吹き掛けていきます。
今回は、霧状ではなく液状で吹きかけてます。
白い液状なのでかけたところが良く分かりますね。大量に掛ける必要はありません。
この状態ではまだ結果は分かりませんが、スポンジを使うと…
スポンジで軽く撫でます。
擦らず撫でるだけで広く伸びますので、上のように大量にかける必要は無いんですね。
撫でた部分の色が真っ黒になっているのが分かるでしょう。
サイドの細かい溝もスポンジで縦横円を描きながら使うことで、しっかり仕上がります。
P8コートが伸びないときは、全体的にたっぷり霧状に吹き掛けてから塗り伸ばします。
細かい溝の奥まで綺麗にP8コートが行き渡っているので、タイヤ全体が真っ黒で艶々しています。
P8コートを塗った直後はこのように少しテカリがありますが、時間をおけば、自然な黒さに変わります。
落ち着いた黒さを求める方、お使いください。
白くくすんだ黒色の樹脂バンパー
細かいデコボコがある黒い樹脂製バンパー。街中で見かける車の多くが、この写真のように白くくすんでいます。
白い固形ワックスが付いたらもう大変!いつまでも白く残ってしまいますからね。
素材自体の劣化もありますが、汚れや古いワックスが細かいデコボコに詰まってしまうとこうなるんです。
P8コートを付けたスポンジでゆっくり縦横円を描きながら重複仕上げをすることで、デコボコの奥の奥までP8コートを行き渡らせます。
焦りは禁物、ゆっくり時間を掛けてスポンジが潰れないような力加減で仕上げていきます。タイヤと同じく撫でるだけです。
すると…
スポンジで撫でた部分だけ黒々です。
急いで仕上げると、塗った直後は真っ黒ですが、P8コートがほとんど乾いた段階で、白くモヤモヤ~と復活してしまいます。
だからといって、量を多くしても同じです。手を抜かずに重複仕上げをしていきましょう。
くれぐれもお気をつけくださいませ。
ゆっくり仕上げていけば、このようにハッキリと仕上げ前後が分かるほど色が変わります。
この車種はボディ下部をぐるっと1周してますから、全て仕上げておけば、誰もが振り向く愛車になります。
一度仕上げればいつまでも持つ…ことはありません、
降った雨に当たれば徐々に落ちて素材の変色が浮き上がってきます。
定期的に仕上げておきましょう。
汚れホコリでまみれた樹脂パーツ
バイク用の樹脂製チェーンカバーです。
ホコリや汚れが付いて素材本来の黒さが台無しになっていますね。
幸い、市販のワックスやクリーナーを使っていないとのことなので、古いワックスが詰まっていたり素材自体の変色は心配無さそうです。
P8コートをスポンジに数滴付けて、上で紹介した樹脂バンパーと同じように、縦横円を描きながらじっくり丁寧に仕上げていきます。
付けた瞬間から黒々することが変わることがわかるはずです。
ですが、焦ってはいけません。
小さな範囲を少しずつ仕上げていきましょう。
色が真っ黒になりました。
塗った直後ですからまだテカテカしていますが、これが乾いた後にタオルで余分なP8コートを拭き取ると、また落ち着いた黒さに変わります。
仕上がった状態です。
テカリの少ない落ち着いた黒色になりました。
新品のパーツに取り替えたように見えませんか?w
これが本来の素材の色なのでしょうね。
劣化しやすい樹脂パーツは、しっかりしたお手入れ用品と定期仕上げが必須です。
黒色に塗装されたパーツ
暗がりの写真で分かり難いかもしれませんが、黒色に塗装されたメッシュのパーツです。
仕上げ方が分からないパーツのうちの1つですね。
よく見ると(よく見ても分からないかもしれません)ホコリも溜まって本来の黒色ではないのです。
仕上げ方は今まで通り、P8コートを数滴付けて塗り伸ばしていきます。
P8コートを多くつけたからといって綺麗に仕上がるわけではありません。
少しずつ焦らずです。細かく尖ったエンブレム周辺はスポンジが引っかかることがあるので、力を入れずに慎重に。
仕上がりを別角度からフラッシュを使って撮ってみました。
色がクッキリ変わりました。
こちらも乾いた後にタオルで軽く拭くだけで、落ち着きのある黒いパーツに生まれ変わります。
全体が仕上がりました。
最初の写真とはあまり変化が感じられないかもしれませんが、しっかり変わってるんです。
テールランプとの狭い隙間は竹串を使えば綺麗に仕上がりますし、テールランプにP8コートが付いても問題ナシです。
この写真では(右側の)テールランプも仕上げています。
黒色塗装された燃料タンク
黒色に塗装された燃料タンクです。
仕事で使われているトラックなので汚れもたっぷり、給油したときにこぼれた軽油の跡もあります。
これも、普通なら仕上げ方が分からないパーツの1つですね。
P8コートで仕上げる前に、普段タイヤ・ホイールを仕上げるときに使うタオルで簡単に取れる汚れを除去します。
タイヤ・ホイール用タオルにはP8コートが染み込んでいるため、このタオルで拭くだけでもかなりの汚れが落ちて艶も出ます。
落ちない汚れは無理せずに。
この後の仕上げで落としましょう。
直接P8コートを全体的に吹きかけます。
シミになることはありませんので、しっかり吹きかけましょう。
吹き掛けた後はスポンジを使って塗り伸ばしていきます。
後は、P8コートが乾いてから軽くタオルで仕上げて完成です。
簡単ですね。
全体が仕上がりました。
汚れが落ちて、艶が出て、黒々した燃料タンクになりました。
ホースが接続された樹脂パーツも綺麗になっています。
このような樹脂パーツにP8コートがかかっても変色や劣化せず、逆に保護されて劣化防止につながります。
P8コートの効果はもうお分かりでしょう!
今までに説明した効果をまとめると、こうなります。
- 汚れを除去します。
- 艶を出します。
- 素材を保護します。
ピッチレスコートや窓ガラスコートと同じように保護膜を表面に作るので、素材をしっかり保護できます。
そのお陰で素材の色と素材そのものが維持できるのです。
ですが、1回仕上げたら何年も持つということではありません。
コーティングでも何年保証とかありますが、実情は…お分かりですよね。
どんな素材の仕上げでも、定期的な仕上げが必要なんです。
そうすれば、一生乗り続けたい車・バイク、一生使い続けたい革製品が本当に一生モノ、時には何代にも渡って使い続けられる一生以上モノになるでしょう。
車用、バイク用という枠はありません
こんなものを仕上げられます
- 住まい・お店なら…
木製家具(ニスなど表面加工されているもの)、木製ブラインド、日本家屋の柱・梁など - 身の回りのモノなら…
革製バッグ、革靴、ブーツ、ゴルフバッグなど
※ただし、床や階段など滑ると危険な箇所には使わないでくださいね!滑りすぎて本当に危険ですので要注意です。
P8コートを始め全てのクリーティングコートは、車用、バイク用という枠は一切ありません!
使えるモノ、場所ならどこでも使ってください。
色々なものを仕上げてお楽しみください。
「こんなモノ仕上げられた!」なんて発見する楽しみもありますよ。
「こんな素材に使えるのかな?」と迷った時はすぐご連絡を!
実際の使い方を “仕上げの参考書” で確認してみましょう
使い方や効果を「仕上げの参考書」にまとめています。
「仕上げの参考書」の記事に飛びますので、当サイトに戻る際はブラウザの戻るボタンでお戻りください。
P8コート 商品情報
フルサイズ(500ml入り)
付属品
- スポンジ(1個)
- 竹串(1本)
容器
PE製 + ガンスプレー
容量
500ml
価格
3,850円(税込)
レギュラーサイズ(200ml入り)
付属品
- スポンジ(1個)
- 竹串(1本)
容器
PE製 + フィンガースプレー
容量
200ml
価格
2,200円(税込)
詰め替え(500ml入り)
付属品
- スポンジ(1個)
- 竹串(1本)
容器
PE製 + スクリューキャップ
容量
500ml
価格
3,300円(税込)
付属品について
スポンジ
革など細かいデコボコのある素材の仕上げに使います。
竹串
指も入らないような細かい隙間を仕上げる時にタオルを巻いて使います。
共通情報
成分
- 非イオン系界面活性剤
- シリコーンオイル
- 有機溶剤
使用上の注意
- 口に含む製品、及び、表面加工されていない素材(布地・皮革・白木等)・ガラス等には使用しないで下さい。
- 目的箇所への吹付けは避けて下さい。
注意事項
- 万一飲み込んだ場合は、吐き出させないで、直ちに医師の診察を受けて下さい。
- 誤って目に入った場合、顔等に付着した場合は直ちに清水で充分洗い流し異常があれば眼科医等の医師の診断を受けて下さい。
- 使用中に気分が悪くなった場合は、通気の良い所で安静にし、気分が回復しない場合は医師の診察を受けて下さい。
警告 一般注意
- 人体に害があり飲まないこと。
- 皮膚の弱い人は、かぶれる事があるので、ゴム手袋を使用すること。
- 子供の手の届くところに置かないこと。
保管方法等
- 直射日光が当たる所や、温度が40℃以上になるところには置かないこと。
- 廃棄の際は中身を使い切ってから捨てて下さい。
その他
- 白色の溶液です。
- 長期間放置すると一部成分が沈殿することがあり、沈殿したまま使用すると汚れ落としなどの効果が十分得られません。
使用前によく振って沈殿物が溶けて混ざった状態で使用してください。
お求めはこちらから。
BASE、STORES、Yahoo!ショッピングでお求めいただけます。
また洗車道場(江戸川道場)でも対面販売しておりますので、ご都合の良い方法でお求めくださいませ。