バイクにステムマウントを付けて、さらにETC車載器を付けてみる。

こちら、 元オーナーさんであるSさん(以降は、Sさんって言います)のもとから道場にやってきて、早1年3ヶ月が経ちました。

色合いが綺麗だなー

まだ距離は乗れてませんが、ただ走っているだけでも楽しく感じるバイクです。

ジャケットやグローブも新調したので、これから長野道場や岐阜道場に乗って行こうと考えてます。

いつものように、夜な夜な乗ることになるので、バイカーさんたちと交流できないのが難点ですけど、もう慣れました。

タンクバッグがちょっと気になってきた

Sさんが乗られているときから、タンクバッグが付いてました。

このバイクにしては普通サイズかな?

中にはナビとETCが入っているし、財布やスマホなどのちょっとした小物類が入れられて便利です。

ナビと
メッシュの部分にはETCが

が、給油のたびに外さないといけないし、マグネットで付いているので、気になって仕方ありません。

それに、車でもバイクでも、運転席周りは、できるだけシンプルにしておきたいんですよね。

普段から、知らない土地に行ってもナビはほぼ使わないし。

だから、自分の車とバイクにはナビを付けていません。

ちなみに、道に詳しい方ではありませんので、停車中に、スマホでGoogleさんで道を調べます!

なので、こちらのタンクバッグを外すことにしました!

ETCを入れておく必要があるので、小さなスマホとか入れるやつを付けてその中に入れるようにしたところ、

サイズ的にちょうどいいタンクバッグ

シンプルな感じでいいんじゃない?(^^)

と思いきや、小さなタンクバッグでも、この場所にもともと貼られているステッカーが隠れてしまうのです。

ステッカーが隠れちゃう!

位置を給油口側にずらしてみると、今度は左右のホンダマークの上にマグネットが来てしまうとは…

どちらのステッカーも絶妙な位置に貼ってあります…

それに、タンクバッグが接しているので、ステッカーが擦れてしまう可能性があります。

困りましたね。

タンクに付けることは止める

悩んだ挙げ句、ひとまず、タンクに何かを置く(付ける)ことは止めました。

ただやはり、ETC本体がアンテナとの一体型なので、大きめな本体を邪魔にならないところに付けなくてはなりません。

ハンドルバーやミラーの根元には付けられそうにないし…

探しまくってみたら、こんな製品に巡り会えました(*^^*)

キジマさんのテックマウント(ステムの穴に差し込むタイプ) (TM-10105)

ハンドルでもなくミラーでもなく、ハンドルステムの穴に挿し込んで固定するタイプのマウントです。

それに、ETCの機種に合う台座も販売されてましたので、穴を開けたり削ったりせずに無加工で付けられそうですよ。

JRC(日本無線)の JRM-12 に対応してるとのことでバッチリ (TM-TP002)

少々値の張る商品ですが、期待できそうです!

ステムマウントを付けてみる

こちらのステムマウント、見つけて直ぐに注文してしまいましたが、台座の注文を忘れてたので、台座が届くまで取り付けはお預けでした(^^;)

それが今日届いたので、まず、中身の確認です。

ステムマウント一式
ETCの台座

そして、説明書を読むと、しっかりこのバイクにも対応していることが書いてあります。

CBR600F3って車種なので19mmってサイズになるらしい

マウントを組み立てる

はじめに、この車種に合った差し込むポスト(19mm)をマウントの本体に取り付けます。

マウントからアームを外して
ポストも外したら
19mmと刻印されたポストを
小さな出っ張りをマウントの凹みに合わせて
ネジでポストを固定して、外したアームも付けちゃいます
アーム付ける写真はありませんが…

ステムの穴に挿し込む

続いて、ステムの穴に差し込んで固定しますが、ただ挿すだけです。

キャップがはまっているので
手ではずして(スフォッと簡単に抜けました)
差し込みます

…が、手では全く入りません。

お気楽に考えてましたが、走っているときの風や振動でも大丈夫なようにゴムのパッキンでしっかり固定されるということは、それなりに硬いのは当然ですね。甘く見てました。

あらためて、もう一度、アームを外してから、

ゴムのハンマーで慎重に強めにコンコンすれば、
バシッとはまりました

これで固定はOKです。

アームとETC本体の取り付け

あとは、アームと台座を取り付けて、ETC本体を取り付けて終了です。

アームと台座を取り付けて
出っ張りとネジ穴が一方向にしか付けられないように配置されてるので
しっかり穴を合わせてからネジ止めすれば
ETC本体の固定完了

ネジ止めしかしてませんが、貼り付ければさらにいいのかも、と、取り付けてから思いました。

ま、いいか(^^;)

そして、

台座を水平に固定して、ハンドルを切った時にケーブルが干渉しないようにすれば完成

ちなみに、マウントをステムの穴に差し込んだ時の写真は、アームが横を向く向きになってます。

これは、アームが横向きになれば、よりETC本体が邪魔にならないと考えましたが、実際に付けてみたところ、ETC本体が上向きになってしまったので、仕方なく?アームが手前に向くようにしました。

って表現しにくいですね。分かりにくくてごめんなさい…

ETCの説明書によると、取り付ける角度は進行方向に対して水平方向に±10°以内と指定されてるので、確実に機能するように取り付けました。

機能しないでETCの開閉ゲートが開かずに通過したら厄介ですもんね。

https://www.jrc.co.jp/jp/product/roads_railways/its/pdf/jrm-12_setmanual.pdf

まぁ、タンクバッグを使っていた時は、ETC本体が真横を向いていて、さらに傾いていましたが、問題無く料金所を通過できていたので大丈夫だと思います(^^)

近々、確認しに行ってきますけどね。

取り付けた結果

ETC本体の影に入っちゃいますが

まずまずです。

キーを挿すにも邪魔にならず問題なし
見た目もスッキリ
だいぶETC本体が主張してますがゴチャついてません

満足ですな(*^^*)

今後、普通のETCが使えなくなるとうお話

古い機種を使っている場合は、セキュリティの関係で、今後は使えなくなるらしいです。

セキュリティ規格の変更に対応しないで、従来セキュリティ対応車載器を使い続けることはできるか?

お客様のETCでの決済情報を保護できなくなる可能性があるため使い続けることはできません。

ETC総合情報ポータルサイト ETCのセキュリティ規格変更について よくあるご質問(pdf)
https://www.go-etc.jp/support/pdf/security_standard_faq.pdf

このリンク先には、「 新・旧セキュリティ対応車載器の識別方法」ということも書かれており、先ほど取り付けた車載器を調べてみたところ、しっかり「旧セキュリティ対応車載器」でした。

いずれ使えなくなるということです(^^;)

だから、いずれこのETC車載器も付け替える必要があるということですね。

次は本体とアンテナが別れたタイプを付けてもらって、今以上にハンドル周りをスッキリさせようと思います。

ひとまず使えなくなるまで使い倒します!(`・ω・´)ゞ

今回の対応は、Sさんには申し訳ないことしたかもしれません。

手放した時と少し様子が変わってしまいましたからね。

ですが、タンクの色の美しさを皆さんに見てもらいたいのと、ステッカーを守るためにも、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます!

これ以上余計なことはしませんので、Sさん、許してね(^^;)

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