タオルは程よい厚みにして使うに限る。

今日は、お客さまが雨の中3時間もかけて江戸川道場に遊びに来てくれました。

午後からは雨が上がり太陽が出てきて蒸し暑い中の洗車でしたが、楽しんでいただけた、かな?(^^)

細かい部分は時間切れで手が付けられませんでしたが、他はバッチリ仕上がってます
ワイパーやエンジンルームまで始めてしまったら1日では全く足りません

お疲れ様でした(._.)

道場に来てくれた方に時々みられる症状?癖?

道場に来てくれる方に時々見られる症状というか癖があります。

タオルの折り方なんですが、

例えば、ピッチレスコートのタオルをボディに使う場合。

ボンネットやフェンダーなどを仕上げる際の基本的な折りたたみ方は、ピッチレスコートに付属のタオルなら八つ折り、正方形のスーパークロスなら四つ折りをオススメしています。

これはスーパークロスなので四つ折り

弾力性もあり、手の感触が分かりやすい厚みで使うには、スーパークロスなら四つ折り、付属のタオルなら八つ折りがちょうどいい、ということなのですね。

ですが、仕上げに集中しはじめると、それ以上、または、それ以下の厚みになるたたみ方に変わることがあるのです。

八つ折り
十六つ折り

スーパークロスで八つ折りや十六つ折り(なんていい方ありますかね?)だと、弾力性は増しますが、その分、手に伝わる感触が減って、拭きムラができるなど仕上げにくくなります。

十六つ折りになるとボディの段差も全く分からないほどの感触です。

その逆も同じで、二つ折りや畳まず使うと、非常に感触は伝わってくるものの、弾力性が減りますので、拭きムラや余計なキズを増やす原因になります。

ですから、作業中の様子を横目で見ていてそのようなたたみ方で使われている時は、最適な厚みで使うようにアドバイスをさせてもらってます。

厚手・薄手のタオルを使う場合は

付属のタオルでもないスーパークロスでもないタオルを使われる場合は、実際に使ってみて、折りたたむ回数をちょうどよい厚みになるように調節しましょう。

付属のタオルは200匁っぽい(もし違ったらごめんなさい)ので、220匁や240匁といった厚めのタオルを使う場合は、四つ折りにした方が厚みも感触もいいかもしれません。

逆に160匁などの薄手のタオルを使う場合は、四つ折りにはせずに八つ折りのままで使うのがいいでしょう。

これは厚みのお話とはちょっと違いますが

集中してくると、握ってしまう方もいます。

鷲掴み

こうなると、手の感触に頼れないので、力のコントロールがしにくくなります。

拭きムラが残るだけでなく、部分的に強い力がかかると磨き傷ができる可能性もありますので、鷲掴みにはせず、しっかりと手のひらと指の腹全体で押さえるようにしましょう。

再掲ですが、タオルは手全体で押さえるように

今回はピッチレスコートのタオルを例に挙げましたが、どのクリーティングコートを使う場合でも水洗いでも同じですので、程よい厚みにして使うようにお願いします!

今日のお客さまは、水洗いのタオルでもピッチレスコートのタオルでも、このような使い方をしていなかったので、しっかり動画やブログを見て練習してくれたのだと思います。

これまで道場を利用してくれた方の中で、七分の三くらい(半数より少ないくらい)の方は、集中というか熱中してくるとタオルを分厚く畳んだり鷲掴みに握ってしまうことがよくあったので、この機会にまたご紹介させていただきました。

愛車をクリーティングコートを使ってお手入れされる方、バケツ一杯の水洗いをされる方の参考になれば幸いでございます!

これからもどんどん洗車道場(出張洗車道場も)で一緒に遊んでくれる方を募集しておりますので、お気軽にどうぞ(^^)v

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