洗車ビジネスに出会うきっかけ「ピッチレスコート」
この洗車ビジネスに出会うまでは、出来の悪いシステムエンジニアを続けていました(笑)
会社に勤めている間は、コンピュータやネットワークのことばかりを考え日々過ごし、残業は当たり前、時々徹夜作業もして疲労困憊。
独立してからもシステムのことやお客様のことを考え続ける日々を過ごしておりました。
コンピュータを触ったりプログラミングをしたり、色々と楽しく仕事はできますが、人付き合いが楽でストレスが少ない商売があったらいいなぁと常々思っていたのです。
趣味は車を洗ったり、出来る範囲でちょっと触ったりすること。
今の愛車も、今後何台も手に入れたい車のうちの1台ですから、今まで一回も浮気すること無くずっと乗り続けています。
新車で購入後、今年(2017年)で18年目になりました。
愛車のためですから、洗車のことは、色々調べましたね。
今では、クリーティングコートを使った完全手掛け仕上げが自分にも車にも一番合った方法だと信じているので、ワックスやコーティングのことなどは、ほぼ調べることが無くなりましたが、購入当時はカー用品店に時々足を運んだり、ネットでたくさん情報を仕入れていました。
様々なワックスを試したり、洗車・メンテナンス方法を試したり、それはそれで趣味としては楽しい日々でした。
突然の出来事。ただ気付いてなかっただけだけど…
今から遡ること11年前。
ドライブ中に立ち寄ったサービスエリアでたまたま愛車を眺めたところ、よく見るとなんだかボディ、特に
前後のバンパーが異常にくすんでいるではありませんか!
私の車はパールホワイトという色で、特にバンパーは変色しやすいと言われ、今はクリーム色っぽい雰囲気になっていますが、その変色とは違うザラザラっとした艶のない”くすみ”です。
これは何事かと!焦りましたね。
いままでずっと綺麗にしていたつもりなのに、なぜそんなことになるのかと。
しかも、出先で気づいたものですから、直ぐにはどうすることもできません。
それが気になって眠れない日はありませんでしたが、その日から仕事が片付いたら、対処方法を調べ続けました。
調べてみると、コンパウンドを使う方法が主でしたが、あまり使いたくは無かったので、それ以外の方法を探し、ワックスメーカーの誇大広告に騙されながら、いくつかの商品を使ってみましたが、案の定ダメでした(笑)
いくつか使ってみて、まず無理なんだろうと諦めつつ納得することにしたのですが、それでも、対処方法を調べましたよ。
それがよかったんでしょう。
ダメ押しで調べたおかげで見つけましたよ。ピッチレスコートを。
ホームページを見つけ出し、お世辞にも格好いいサイトでは無かったですが、仕上げがまぁ斬新なこと。
世間の洗車の常識がほぼ非常識になる仕上げ方が紹介されているのですから、興味が沸わない訳がありません。
ほぼ全てのページをシッカリ読ませていただき、その日のうちに注文メールを出していました。
ピッチレスコートが手もとに届き、どんな仕事の作業も後回しにして仕上げてみたところ、あっさりです(笑)
なんとまぁ、あっさりと簡単にくすみが取れる取れる!
スポンジにちょっと付けて触ったら落ちたって感じなので、今まで何だったの??ってほどあっさり。
これがピッチレスコートとの初めての出会いで、今でも衝撃を受けたことをハッキリと覚えています。
これまでに試して使った沢山のワックスは、もう使わなくなりますよね。
だから、申し訳ないですが、それらワックスは全て友達に差し上げるという形で処分しました(・∀・;)
友達、ちゃんと使ってくれたかなーーー(^^)
洗車ビジネスというものを知る
それまでは、洗車=趣味。
趣味の域を出ていません。
しかし、今までの洗車の楽しさが何だったのかと思えるほど、おもしろく楽しい洗車がピッチレスコートをはじめとするクリーティングコートを使った完全手掛け仕上げでした。
ワックスなんてたったの4種類。
スポンジとタオルとちょっとした小道具だけ。
しかも、機械を一切使わない仕上げなのに、当時の私の素人仕上げでも、ディーラーさんで驚かれるような美しさに仕上がるのです。
まあ、ディーラーさんは営業トークだったと思いますけどね(^^)
そしてそして、
何と言っても、この方法は楽しい!
これは、趣味としてだけではもったいない。
どうにかしてビジネスとして取り入れられないかと考え始ました。
た、体験講習ですよね?
洗車ビジネスを始めるにあたって事前に見学もできる体験講習(当時は3日間ありました)を受講し、3日間みっちり仕上げをさせてもらい、また、お話もたくさん聞きました。
いきなりショールームで見たことがないような車を仕上げましたが、普通に考えると、怖いですよ。
体験講習なのに大丈夫なの?Σ(・∀・;)
でも師匠に教わりながら仕上げていくと、不安なく仕上げられるんですよね。不思議です。
何度も
キズ入れたらお買い上げやで!!!
って言われましたが、クリーティングコートを使って手掛け仕上げしていればそんな心配もどこへやらです。
時には、ほったらかされて1人で仕上げていても全く不安を感じません。
何なんでしょうかね、この安心感。
また、実際のお客さんの所に行って仕上げる際も、師匠とお話されている時のお客さんが本当に楽しそうにお話されてて、すごい信頼感が出来上がっているんだと関心しました。
今まで携わっていた仕事でも信頼関係を感じることもありましたが、ここまででは無かったですね。
仕上がりが綺麗になることでおもしろく楽しいことは当然ですが、お客さんがここまで喜び笑顔になるんですからね。
洗車ビジネスに心惹かれないわけがありません。
こうやって、洗車ビジネスの奥深さの入り口を見つけたのでした。
それが、運の尽きだったと、今では師匠と笑い話になっております(^^)
とうとう洗車ビジネスにハマる
体験講習からちょうど1年後、ソフトウェア開発という仕事のスケジュールをしっかり調整してから実践講習を受けました。
週2日を7週間連続して受講し、集客活動(当時はチラシ配布が全て)も毎日やって、多くのお客さんに依頼してもらえるようになりました。
講習中は、体験講習と同じくどエライ車ばかり、かと思いきや、幅広く色々な車を仕上げられたので、講習だけでもかなり経験が積めました。
それでも多少の不安はありましたが、一人で仕事としてやっていくうちに、色々なお客さんの車を仕上げてお客さんの笑顔を見ることができたら、やっぱり間違いはなかったと、そこで実感。
数年前まではソフトウェア開発と洗車ビジネスを両立させていましたが、ソフトウェア開発が収束したので、今では、洗車ビジネス一本で、更なる高みを目指して精進中です。
時々、ホームページを作って!なんて依頼もありますが、基本というか本業は洗車です。
やればやるほどハマるのが洗車ビジネス
いいお客さんに恵まれていることを体験できますから、それもハマる原因です。
暑い日には、近所の自販機で飲み物を買ってきてくれたり、わざわざ冷凍庫で凍らせた飲み物を持ってきてくれたり、夜遅い仕上げの際は栄養ドリンクをくれたり、お昼ごはんを用意してくれたり…ありすぎてキリがありません。
別に、何かをくれるから良いお客さんってわけじゃないです。そりゃそうですね(^^)
作業後でコチラの手が汚れているにもかかわらず、両手で握手してくれた人もいましたねー
大丈夫ですか?手、汚れますよ?って感じでしたけど、そんなことは関係なかったんでしょう。
仕上げが楽しいのは当たり前ですが、それ以上に、
お客さんのために綺麗にしたい、喜ばせたい
と思えるようになったら、はまった証拠でしょう。
いい気持ちにしてくださるお客さんを大切にしたいと思うのは当然ですからね。
で、そのまま今に至っております。
車も好きだったし、洗車も好きだったからハマったのでしょうが、洗車に興味が無かった人でも、洗車ビジネスを始めた人もいますから、車やバイクに興味は無くても、
キレイにすることが好きなら洗車ビジネスにハマるでしょう!!
そんなわけで、自分がこの仕事をはじめたきっかけを書いてみました。
普通っちゃ普通ですが、今、洗車という仕事を考えている方の参考になればと。
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