特にピッチレスコートのタオルによく見られるビロビロ。
実際のタオルを目の前にして「このビロビロなんですが…」って質問を受けたので、ビロビロという言葉を使いましたw
写真のようにパイルが引っ張り出されて伸びちゃったやつのことですね。
ちょっとしたことですぐに引っ張り出されるんです。
時に施工の際の邪魔になるので処理が必要
これが多く出来ると、糸が玉のようになって拭きムラの原因にもなりますし、パイルが減ることでタオルの厚みが減り力加減によってはキズの原因にもなりかねません。
また、伸びた糸はちょっとした隙間に入りやすく突起にも引っかかりやすくなるので、イライラの原因にもなります。
ほんの僅かなパネルの境目に挟まるとなかなか抜けなくて、糸の繊維を切らずに抜くのはホント難しいので、伸びたパイルを見つけた時はすぐに処理しておきます。
伸びたパイルの処理方法
処理と言っても簡単でハサミで切るだけです。
根本から切るとその部分には糸が無くなってしまうので、他のパイルと同じくらいの長さだけ残て切ってしまいます。
ちょっと微妙な長さのものは切ろうか切るまいか難しいところですが、簡単に指でつまめるようなものは切ってもいいと思います。
これでバッチリです。
爪で千切る方もいますが下手するとパイルをさらにピーッと引き出してしまうので、ハサミで切ることをオススメします。
カッターを使って切った時もパイルを引き出しやすいのでハサミが確実です。
時々チェックすることをオススメします
自分たちも仕事に使うタオルで見つけたら早めに処理しますし、オフの日にでもタオルを広げてチェックします。
手で触れば異物や硬くなったパイルも確認できるのでオススメです。
このようなちょっとした一手間で綺麗に仕上がるようになったり施工がしやすくなるので、やってみてください。
ピッチレスコートに限らず、窓ガラスコート用、P8コート用、P113用、それぞれでやっておきましょう。
今年の2月にも似た内容を書いてますので、そちらもご参考に。
また皆さんに参考になりそうな質問・相談を頂いたらこのブログでお答えしていきます。
それではまたです!