(相談)スポンジをなぜ洗っちゃいけないのですか
ピッチレスコートをお使いいただく方から、ご相談をいただきました。
これもまた多い質問ですね。
お答えはと言いますと、ズバリ、
スポンジのコシがなくなるから
これが一番の理由ですね。
コシがなくなることの何がいけないのかは、こちらの記事に書いてあります。
念のため抜粋すると、
ピッチレスコートのスポンジは水や洗剤で洗わないようにお願いしてますが、それは、スポンジのコシがなくなってしまうためです。
スポンジのコシが無くなるということは、反発力が無くなるということ。
すると、手で押さえた力が、ボディや仕上げている面にそのままダイレクトに伝わってしまうので、押さえたところと押さえていないところの差がハッキリ出てしまい、塗りムラにもなり仕上がりが良くありません。
それに、押さえた力がダイレクトに伝わるということは、スポンジでのこすり傷の原因にもなってしまうのです。
実際に洗ったスポンジで施工すればすぐ分かりますが、皆さんがせっかく育てたスポンジを洗って試してもらうわけにはいきません。
だから、実際に洗ってみました
まだあまり使っていないスポンジですが、泣く泣く洗いました(^^)
まずは、洗う前に、潰れ具合をチェックです。
では洗っちゃいます。
色はだいぶキレイになりましたね。
あとは、しっかり陰干しして乾かします。
それでは、先ほどと同じように潰してみると、
たった1度洗っただけでも、洗う前と比べて柔らかくなってしまいました。
違いがよくわからない?
同じように潰してみたつもりなんですが、微妙に潰し方が違ったかな?
しくじったかも(^_^;)
これは、洗う前後でどれだけ潰れるようになるかを見てみましたが、
実際に押さえたときの反発する感覚は、この写真や動画ではよく伝わらない
そんなわけで、道場に来てくれた方、出張洗車道場を依頼してくれた方には、何度か洗って使ってみた結果が分かる「フニャフニャのスポンジ」を触ってもらってます。
先日、講習にきてくださった方にも触ってもらいましたが、すぐ分かってもらえました。
だから、触りに来てください(^^)/
今回洗ったスポンジも触ってもらおうと思います。
コシが無くなってしまうこと以外に、洗ってはいけない理由がもうひとつ。
洗ってしまと、スポンジに染み込んでいたピッチレスコートの成分も洗い流されてしまいますので、スポンジを洗った後は、またピッチレスコートを使いながら染み込ませていかないといけません。
2つ目の理由は、時間は少しかかりますが、またピッチレスコートを使えば染み込んでいくので、大きな問題にはなりませんが、コシが無くなるのは大問題。
失われたコシはもう二度と戻りません。
ですから、洗わないようにしましょう。
また皆さんに参考になりそうな質問・相談を頂いたら、このブログでお答えしていきます。
それではまたお会いしましょう!