ピッチレスコートで表面がモヤモヤになったCDケース。今のところクリーティングコートでの復活は難しい…

ピッチレスコートで白い曇りが出たCDケースの件で、あのモヤモヤ状態をクリーティングコートを使ってどうにかできないかを探してみました。

ピッチレスコートを厚塗りしてみたり、ピッチレスコート以外の3種類のクリーティングコートを使ってみたり、それらをしばらく放置してみたり…

結局、除去することはできませんでした。

他にクリーティングコートで復活する方法はあるのだろうか…

そもそもピッチレスコートの成分が表面にへばりついているだけなのか、溶けて跡が残ったものなのかが分からないので、もし溶けて跡が残ったものだったとしたら、クリーティングコートでの対処は難しいです。

そこで、今回はコンパウンドを使って攻めてみます。

コンパウンドを使うのは例外中の例外です

弊社が発信する内容は、コンパウンドの入っていないクリーティングコートを使ったお手入れ方法やアドバイスなので、今回のようにコンパウンドを使う事例は例外中の例外ということでよろしくお願いします。

コンパウンドといっても粗いものから細かいものまでありますので、プラスチックに優しい細かいもの、いわゆる仕上げ用を使ってみました。

先日実験で使ったCDケースをコンパウンドで擦り続けて
何回擦ったか忘れましたが、少し曇りが小さくなって
あとはひたすら丁寧に磨けば、徐々に
徐々に
徐々に小さくなって
ほぼ消えました
深いキズもなく消えた感じがします

貼ったシールが邪魔をして細部までキレイにはなっておりませんが、光を当てる角度を変えて見てもモヤモヤした跡が残っていないので、気にならないほどにはなりました。

実際は表面に貼り付いたものだったのか溶けたものだったのか分かりませんが、コンパウンドで磨いたときの感触と徐々に落ちる様子を見ると、貼ったステッカーを剥がした後に残った糊が落ちる様子に似ているので、溶けて跡が残るというより、表面にへばりついているっぽいです。

ただし、ポリスチレンの特徴として、キズがつきやすくて衝撃に弱いとありますので、テキトウに施工すればたくさんキズが入りますし、力を入れ過ぎれば割れますので、くれぐれもご注意を。

ちなみに、普通のタオルやスポンジで軽く触れただけでも微細なキズが簡単に入りますので、無傷で白いモヤモヤを落とすのは難しいと思います。

今回のCDケースも、少し力をかけながら短時間で施工したことでキズが入っております。

普通に見ればキレイですが
光にかざすと小さなキズが入っているのが分かります

ピッチレスコートを使ってモヤモヤが残った場合、ピッチレスコート以外のクリーティングコートで復活するようならいいのですが、いまのところ難しいようです。

もし方法を発見した人は、教えてください。

コメント(現在はコメントできません)

タイトルとURLをコピーしました