普通に考えれば当然だろ、と言われそうなお話を書きます。
水洗いするときもクリーティングコートを使うときも、タオルが必要です。
そんなタオルは、特に水洗いタオルとピッチレスコート用タオルの折りたたみ方で、仕上がりが変わります。
ときには、余計な傷を入れる可能性までありますので、タオルのたたみ方をもう一度確認しておきましょう。
タオルにある「耳」と「ヘム」
タオルについて調べてみると、「耳」と「ヘム」という言葉がでてきます。
まず、「耳」というのは、タオルの長辺を縫った部分のこと。
そして、「ヘム」というのは、タオルの短辺を縫った部分のこと。
この「耳」と「ヘム」にはパイル(ループ状の糸)が無いので、ボディに傷を入れてしまうかもしれません。
また、ピッチレスコートの拭き仕上げをする際に、拭きムラになりやすいです。
ですから、タオルは、パイルが無い部分ができるだけ施工面に触れないような折りたたみ方をしたほうが、安心です。
施工面に触れないようにたたむだけ
「ヘム」の部分は、たたみ方によって施工面に触れないようになります。
1枚目の写真のように「ヘム」が見えないように(内側になるように)折りたたんでください。
続いて「耳」についてですが、この「耳」を隠すように折りたたむと、たたみ方が面倒なのと、扱いにくくなるので、やりません(^^;)
「ヘム」が見えないように畳むだけにします。
念には念を入れてやりたい方は、やってもらっても構いません。
「ヘム」を隠すだけで変わりますので。
ピッチレスコートにはタオルが付属していますが、もしそのタオルの「ヘム」が施工面に当たるようなたたみ方になっていたら、たたみ直してください。
多くが「ヘム」が隠れるようなたたみ方になっていますが、仕入れのタイミングによっては、「ヘム」が隠れないたたみ方になっていることもありますので、念の為、確認お願いします!
タオルの「耳」と言われたら何となく雰囲気でわかりますが、「ヘム」は分かりませんでしたね。
調べたら、英語で「hem」というのは「布の端を折り返した、へり」という意味があるんですって。
「耳」も「ヘム」も「折り返したへり」なんですけど…
ま、呼び方は、そういう決まりになっているということですね。
勉強になりました(^^)