自分たちは、仕事のときにツナギを着てます。
これまで、市販のものだと、10着や20着では済まないほどたくさんの種類を買って着てきました。
作業衣屋さんで全て試着できればいいのですが、そのお店には希望のサイズが置いてなかったり、そもそも扱っていなかったりすることもあって、イチかバチかで買うことが多かったです。
それに、洗車に適したモノという条件になると選べる幅が狭まり、特殊な色を希望すると、ほとんど無くなってしまうのです。
その結果、希望する条件で自分の体型にあった市販のツナギとは、巡り合うことは少ないですね。
だから、自分の冬物はセミオーダーしました。
そして、同じメーカーのものでも、次シーズンになるとデザインやサイズが変わったり、廃番になることもあって、一度見つかったからといって、安心は出来ないのです(^_^;)
2~3年前に買ったツナギは、以前と同じモデルのハズなのに、サイズが大きく変わって、股下なんてギリギリになっちゃいました。
これまでより、1サイズ以上大きめにしないと窮屈で窮屈で(^_^;)
若者の体型にちょうどいいようなサイズに変えていったのでしょうかね。
こんなツナギですが、なぜツナギを着るのか、そのメリットとデメリットは何なのか、ちょっとだけ、経験をもとにまとめてみました。
ツナギを着て作業するメリット
何と言っても動きやすい
立ったり、しゃがんだり、背伸びしたり、這いつくばったり、色々な体勢をしますが、体型に合ったサイズで柔軟な素材のツナギなら、袖などのどこかが突っ張るようなこともありません。
突っ張るようなことがあると、動きにくいだけでなく、可動範囲も狭くなるので、仕上げにも影響することがあります。
キズを入れる心配が減る
上下がつながっていることで、腰回りに余計なものが無くなるので、不意に車やバイクのボディに当たってしまったとしても、キズの心配は減ります。
上下が分かれている作業衣の場合、多くはベルトをするようなタイプだったり、ファスナーや留め具に硬いものが使われていることが多いです。
金属でなくプラスチックが使われていても、それなりに硬いものなので、キズのリスクは増えてしまうのですね。
ということなので、ツナギでなく上下が分かれている作業衣であっても、硬いものが付いていないものならOKですが、そのような作業衣があるのかは分かりません。
また、作務衣でも、裾や袖がヒラヒラしないように工夫すれば、看板も入れやすいし、OKだと思います。
洗車ではありませんが、実際に作務衣を着て作業(窓ガラスのお手入れ)をしたところ、お客さまからの評判もよかったです(^^)
汚れがあまり気にならない
作業衣ですから、汚れても気になりません。
そもそも、洗車や窓ガラスのお手入れなどは、そこまで汚れるような仕事ではないんですよね。
膝を付くことがよくあるので、膝付近の汚れは付きますが、真っ黒になるようなことはありません。
作業衣といっても、作業以外でも着ることが多いので、キレイに着るように心がけています。
だから、なおさら汚れないんです(^^)
…汚れが気にならないってのは、メリットでは無いかもね。
作業をしている感をアピールできる(存在感が違う)
社名などがプリントされたツナギを着て作業しているだけで、仕事として作業してる感じが出るので、どこから見られたとしてもアピールできてしまいます。
上下が分かれた作業衣で作業しても、アピールはできます。
が、上で挙げたように、特に洗車をしているときにキズをいれてしまう可能性も考えられるので、しっかり選ばないといけません。
スウェットなんかだと、素材は柔らかくてキズの心配は少ないですが、看板が入っていたとしても「見栄え」というものもありますので、仕事として着るの止めたほうが良いでしょうね(^_^;)
ツナギを着たときのデメリット
慣れるまでは脱ぎ着しにくい
体型にピッタリしたツナギだと、着たはいいけど全然脱げない、なんてこともあります。
腕がつっちゃったりしてね。
だからといって、着やすいゆったりしたツナギだと、着たときにダボダボになって、正直、みっともない状態になることもあります。
何度か着たり脱いだりしていれば、多少伸びるし、慣れますから。
四十肩や腱鞘炎がある方は、ちょっと大変かもしれませんが、着方、脱ぎ方に慣れてください。
きっといい方法が見つかるはずです(^_^;)
トイレに行くときに面倒
上下がつながってますので、トイレは面倒です。
長年着ているので慣れましたが、未だに面倒なので、このときばかりは、上下が分かれてる作業衣がいいと思ってしまうんですよね。
最近は、腰にもファスナーが付いているものもがあって、トレイのときに便利らしいですが、実際に使ったことがないので分かりません。
もし使ったことがある方がいらっしゃいましたら、ぜひご感想をお聞かせいただけたらと思います(._.)
厚手のものは重い
冬物の中には重いものがあります。
暖かくていいかもしれませんが、特に立っている時は、ツナギの重さのほとんどが肩にかかるので、肩が凝る人もいます。
だから、あまり厚手のものを選ばずに、程よい厚さのツナギとインナーで調節する方がいいですね。
これもデメリットとはちょっと違うかな。
ツナギの選び方次第ってことですもんね。
場違いになることがある
ツナギのまま出かけたときに、場所によっては、場違いに感じることもありますので、人目を気にされる方は抵抗があるかもしれませんね。
でも、これは慣れの問題です。
自分も初めは少しだけ気になりましたが、公共のバスでも電車でも飛行機でも船でも、普通に乗れるようになりました。
おしゃれな飲食するようなお店はちょっと抵抗ありますが、とある都心のオープンカフェで休憩することもありましたから、何とかなります。
お店からしたら、ちょっとお店のイメージが…なんてこともあるかもしれません(^_^;)
でも、周りから変な目で見られることも思ったより少ないし、逆に話しかけてくれることも多くなるので、悪い面は少ないように思いますよ。たぶん。
…逆に、周りを気にしなさすぎ?(^_^;)
ただ、注意が必要なのは、汚れたツナギ。
お尻から背中から足から汚れてたら、そんな格好で椅子に座らないでよ!って思われちゃいますから、気をつけないといけません。
自分も、岐阜へ新幹線で行ったり、沖縄へ飛行機でいくような時は、よそ行き用のツナギ(専用ではなく、単に汚れが少なく綺麗なツナギ)を着るようにしてます。
そもそも、この洗車では、そんなに汚れることがありませんので、普段のツナギでも十分使えると思いますが。
膝をつくことがよくあるので、少し膝が汚れることはありますけどね。
体型が出やすいので抵抗がある
腕を伸ばす時に動きやすいように股下が短くできていたり、中には多少伸びやすい素材でできてるものもあります。
すると、足が短く見えたり、体型がそのまま出ます(体型を隠しにくいです)
ベルトも出来ないので、お腹周りが気になる体型の人は、体型がそのまま出ちゃうので、抵抗があるかもしれません。
かく言う自分も、体型がそのまま出ちゃってるので、お恥ずかしい限りでございます…
かといって、ブカブカのものを着ると、作業し難いこともあるし、見た目がだらしなくなることもありますので、それなりに体のサイズにあったものが必要になるのです。
ツナギの中になら、お腹周りを締め付けるベルトやコルセット的なもの(硬い部分が無いヤツに限ります)を付けられるので、体型が気になる方は使ってみてもいいですね(^^)
色々と経験してみて、感じたことや分かったことを思い出せる範囲でまとめてみました。
小さなことなら、まだ他にもありそうですが、すぐには出てきませんので、思い出したら、またここに追記していきます。
ご参考までに(^^)