先日のピッチレスコートの使い方をお教えしているときのお話。
バンパーに付いたある汚れを見つけたので、その汚れを落としてもらいました。
ガッツリと付いているものでなく、白いボディに靴の裏のゴムが当たって付いたような軽い跡なので、簡単に落ちてしまうモノです。
お教えした人は、すでに、スポンジで撫でるようにボディの傷を埋めることが普通にできるので、同じようにスポンジで軽くやればOKとお伝えしました。
でも、黒い跡が付いているのがはっきり目に見えるからか、「撫でる」ではなく、削り落とすように強く擦りはじめました。
「撫でる」に比べると、フルパワーと言ってもいいくらいで、バンパーが少々歪むほどの力をいれていましたねw
すぐにストップをかけて、軽く撫でるようにすれば落ちることをアドバイスしたので問題ありませんでしたが、そのままやっていたら、汚れは落ちますが、余計な擦った傷が入っていたでしょう。
ご本人に聞いてみると、やはりでした。
目に見えるハッキリとした汚れや跡なのでゴシゴシいったようです。
付いている汚れが落ちるのか落ちないのか分からないときは、まずは極力力を抜いて、それでも落ちなければ、わずかに力を入れて、それでも落ちなければもう少しだけ力を入れて、…を探り探りやっていって、落ちる力加減を見つけていきます。
最初からフルパワーは使わないんです。
音楽で言うクレシェンドです。
音楽のことは、よく分かりませんけどw
これまで、何人もの方に直接アドバイスさせていただきましたが、フルパワーな人は多いです。
自分も似たような感じだったので、よく分かります。
過去に同じような汚れや状況を経験していれば、すぐに「これくらいでいけそうだ」と分かりますので、色々経験してみてくださいませ。
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