黒い色の樹脂で表面が細かい凸凹になっているパーツ、バンパーとかカウルトップパネル(フロントガラス下のワイパーがある部分)とか、バイクの外装なんかにも使わているアレです。
このパーツの表面は細かい凸凹で覆われてます。
手で触ってもザラザラしていて、いかにも汚れが残りそうな感じがします。
実際、汚れが残ることが多いです。
また、これは汚れではありませんが、ボディに塗った時にはみ出したワックスが白っぽく残ることがあります。
固形や半練りのワックスは特に残ります。
液状でも残ることはあります。
それに、いつまでも残るのが厄介なところです。
昔からこんな症状はよく見かけてましたが、効果的に落とせるケミカルや方法はないもんでしょうかね?
今でも、まだまだ困っている方がいるということは…
でも、クリーティングコートを使えば、全ての症状に対応できるかは分かりませんが、多くの症状に対処できるはずです。
実際、自動車の整備から販売から色々と手がける会社さんでも、樹脂部分に付いた汚れや古いワックスを落とすためにP113-IIを使っていただいてますからね。
というわけなので、厄介な黒い樹脂製のパーツに残った汚れや古いワックスは落ちる可能性があるということをお伝えしておきます。
やり方をここで紹介しないのはなぜ?
ここまで書いておいて、なんで対処方法を書かないのか、怒られそうですが、大きな理由があります。
定期的に洗車している車の中には同様の症状が無いため、紹介できる写真が無い
過去には何度となく処理してきたのですが、写真が無いのです…
申し訳ない。
せいぜい、こんな汚れの仕上げの紹介くらいしかできません。
なので、同様の症状がある車やバイクに出会った時は、バッチリ写真を撮ってご紹介します。
自作自演してみる?
昨日、ナイスなタイミングで1台のスクーターが江戸川道場にやってきました。
これは、上で紹介したスクーターなので、黒い樹脂の凸凹したパーツがふんだんに使われています。
それなら、いっその事、固形ワックスを買ってきて塗ってみたらどうかなと、思った次第です。
高額なワックスを用意するのはもう少し余裕ができてからにして、お値段の安いものを何種類か用意して、どうなるか試してみたら面白いかもしれません。
よくある通販番組のように、それ用に作った汚れを落とすように見えるので、ウソっぽくて気が引けますが、やってみたいですね。
今後も、汚れや古いワックスが詰まった凸凹素材に出会わなかったら、やってみます。
途中ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、とにかく、P113-IIで対処できる可能性がありますので、もしそんな症状がある場合は、お試しくださいませ。
これと白ボケとは全く別物
最後に、念のために書いておくと、パーツ全体が白っぽくなっているものの多くが、汚れが凸凹に詰まったものではなく、素材自体が劣化、変色したもの、いわゆる「白ボケ」です。
これは紫外線の影響とか経年劣化と言われてますが、お手入れ不足も原因の一つのように思います。(一つのことが原因というよりも、色々な原因が複雑に絡んでるんでしょうね。)
この青いバイクは基本、屋内保管です。
でも、11年目と年数も経っていて、何日も雨ざらしになることも紫外線に晒されることもよくありますが、白ボケしていません。
紫外線と経年劣化が原因なら、わずかでも白ボケが始まっていてもおかしくないんですけどね。
ですから、普段からのお手入れは必須で、もし白ボケしてしまったら、汚れではありませんので、P8コートなどで表面を覆って白さを目立たなくさせる方法をとります。
(シマシマになったものは難しいです…)
以上です!