これまで、各ワックスの付属品については、ネットショップでも簡単に説明しているだけでした。
でも、袋に入っていた竹串は何モノ? なんて質問を頂くようになったので、あらためて説明します。
当たり前の解説が続きますが、辛抱強くお付き合いくださいませ(^^)
ピッチレスコートの付属品
ピッチレスコートには、ピッチレスコート本体以外に、
- スポンジ(大・小)
- タオル
- 竹串
- 指切り軍手(レギュラーサイズ(80ml入り)には付属しません)
こんな付属品が付いてます。
ボトルのサイズによって、指切り軍手が付属したりしなかったりしますが、それ以外は同じです。
※指切り軍手は、220ml入りのフルサイズに付属します。
スポンジ(大・小)
これはすぐに分かりますね。
ピッチレスコートを付けて塗ったり擦ったりするものです
大きいサイズのスポンジはボディの広い面積に使い、小さいサイズのスポンジ(大きいサイズの半分)は、ホイールやフロントグリルなど、大きいスポンジが入りにくい狭い部分に使います。
1枚目で残っていたピッチレスコートを塗った跡が2枚目では消えてますよね。
スポンジを押さえつけずに軽く撫でることで、残ったピッチレスコートを吸い取る、これがスポンジ戻しです。
タオル
このタオルは、どこでも手に入る綿100%の普通のフェイスタオルです。
ピッチレスコートを塗ってスポンジ戻しをした後、
塗りムラを消したり、タオルのすべり方で仕上げの確認をするために使います
※以下の写真は、付属するタオルとは別のスーパークロスを使っていますが、効果は全く同じです。
「拭く」と書いてしまうと、掻き取っているようにもイメージしてしまいそうなので、「撫でる」と表現してます。
ピッチレスコートを使った後に、実際にタオルを使ってみるとよくわかりますが、「撫でる」という表現がちょうどいいんですよ(^^)
竹串
出てきましたね。竹串。
この竹串は3本が根元で束ねられているお手製の道具ですが、これが色々なとことで役に立つのです。
ピッチレスコート以外の窓ガラスコート、P8コート、P113でも同じように役に立つのです(^^)
指も入らない隙間の汚れを落としたり仕上げ拭きをしたり
こんな隙間は指入らないですもんね。
ハッキリ言って、この竹串がないと仕事になりません。
大げさではないですよ。ホントに。
指切り軍手
出ましたね。また変な道具が(^^)
この軍手は手を汚さないため、ではなく、
軍手をはめてスポンジを使えば、スポンジがクリーニングできる
※もちろん、手も汚れなくなりますけどね。
ピッチレスコートのスポンジは水や洗剤で洗わないようにお願いしてますが、それは、スポンジのコシがなくなってしまうためです。
スポンジのコシが無くなるということは、反発力が無くなるということ。
すると、手で押さえた力が、ボディや仕上げている面にそのままダイレクトに伝わってしまうので、押さえたところと押さえていないところの差がハッキリ出てしまい、塗りムラにもなり仕上がりが良くありません。
それに、押さえた力がダイレクトに伝わるということは、スポンジでのこすり傷の原因にもなってしまうのです。
では、スポンジをどうすればキレイにできるかですが、
軍手をはめて仕上げることで、スポンジの汚れや必要以上に染み込んだピッチレスコートを軍手に吸わせて除去します
洗剤などで洗ったときのように、スポンジの元のピンク色が戻るということはありませんが、使うには問題ありませんので。
ここで1つの疑問が。
なんで親指が切れてるのか。
親指まであればもっとクリーニングできるのにって思われますが、これにも大きな理由があるのです。
ボディ表面に目で見て、又は軍手越しに確認できる汚れなら良いのですが、小さな汚れが付いているのか飛び石などでえぐれているのか判断がつかない場合があります。
そんな時は、
素手の親指でそっと触って確認する
指先の感覚は鋭いですが、軍手越しだとよくわかりませんから、出ている親指で確認するのです。
凸なのか凹なのか、よくわかります。
何度仕上げても落ちない汚れだなーって思ってよく見たり触ってみたら凹んでた!なんてね(^^)
そんな指切り軍手、うまくお使いください(._.)
ちなみに、この軍手は普通の軍手の指を切っただけです。
もし、軍手も汚れて真っ黒になったら、その軍手とはサヨナラしましょう。
市販の軍手(厚手は使いにくいかも)の親指を切ってお使いください。
スポンジやタオルは一般的なのですぐにお分かりだと思いますが、竹串や軍手は少し特殊です。
でも、これらの付属品をうまく使えば、仕上がりもキレイになるし、道具も長持ちしますから、ぜひ、うまく活用してくださいね。