少し経過観察させてもらったことのご報告です。
こちらのステッカーは、ドアのガラスに貼ってあるものですが、貼って1週間ほどの頃と、貼って1ヶ月ほど経過した頃の違いを見てみましょう。
貼ってからまだ1週間ほどの状態ですが、すでに文字の黒い色が少し薄くなりつつあります。
でも、表面の状態も色もそこまで酷くなっていませんね。
しかし、貼って1ヶ月ほど経過した状態を見てみると、
ステッカーの端の部分は毛羽立ち始めてるし、表面にはシワが寄りはじめてるし、オレンジっぽかった色が黄色くなってきてるしで、非常に残念な状態になってました。
このステッカーを貼った後にはじめて洗車したとき、水に弱いラミネートされていないものだと分かりました。
よく見れば見た目でも、手で触っても分かります。
ですから、このステッカーの部分は水洗いも窓ガラスコートも掛けないようにしました。
固く絞ったタオルで軽く拭く程度です。
ですが、車ですから、特に見て分かる通り営業車ですから、雨の日も走るし、オーナーさんご自身で洗車をすることもあるので、いくら私自身が仕上げで可能な限り触らないようにしていても、水を避けることはまず無理です。
だから、このように水に弱いステッカーを車外に貼らなければならない時は、劣化しやすいことを踏まえて貼ってください。
また、水に弱いステッカーが窓に貼ってあるからといって、窓と一緒に窓ガラスコートで仕上げてしまうと、ステッカーの色が落ちたり毛羽立ってきたりで、ボロボロになります。
窓ガラスコートをラミネートされていないステッカーに使うことは避けましょう
車のフロントガラスの内側には、定期点検の丸いステッカーが貼られています。
このステッカーも、車内側はラミネートされておらず、表面は普通の紙っぽいので、同じく窓ガラスコートで仕上げてしまうと、ボロボロになります。
気をつけましょうね。
もし、車外に今回のような水に弱いステッカーを貼る時は、表面を保護するラミネートシートで加工してから貼るようにしましょう。
ラミネートシートを貼る時は、ステッカーが台紙に貼ってある状態でラミネートシートを貼り、その後にハサミやカッターナイフで余分なラミネートシートを切ってしまえばOK。
ラミネートシートの中にはUVカットまで施されているものもあるようなので、色あせもしにくくなるはず。
試したことないですけどね(;^ω^)
車外に貼った割には1か月以上持っているので、このステッカーは強いのかもしれませんね。
ですが、劣化するスピードは非常に早いので、ラミネート加工してから貼るか、ラミネート加工されたステッカーを貼りましょう。