万能ワックスって世の中にあるのか分かりませんが、私たちが扱うワックスは、万能に近いワックスです。
万能に近いだけで、決して万能ではありません。
そこで、できることと出来ないことを簡単にまとめました。
素材を細かく分類したり、特殊な仕上げ方まで出してしまうと大変なことになるので、一般的な素材や基本的な使い方の範囲内でまとめます。
以下、参考になさってください。
汚れ落としに効果的なピッチレスコート
できること・プラスなこと
- ボディに付いた、ピッチ、タール、油汚れ、水アカ、古いワックスを除去できます。
- 塗装表面の劣化した部分(チョーキング)を除去できます。
- メッキに付いた汚れを除去できます。
- サビの茶色い部分はだいたい落とせます。
- 擦って付いた塗料、ゴムを除去できます。
- 洗車傷は埋めて目立たなくします。浅ければ、消えたように見えなくなります。深ければ目立たなくなります。
- プラスチックに入った洗車傷も目立たなくさせます。
- 艶が出ます。
- 塗装の色に深みが出ます。
- 質感(スベリ加減)をアップさせます。
- 汚れが付いても落としやすくなります。
- カッティングシールや表面加工されたステッカーの汚れ落としに使えます。
できないこと・マイナスなこと
- 洗車傷を削り取ることはできません。
- 塗装がえぐれたウォータースポットを消すことはできません。
- ガラスコーティングのような固い被膜にはなりません。
- 雨や水洗いの際に僅かでも少しずつ落ちます。
- 飛び石による傷を防ぐことはできません。
窓ガラスに透明感を与える窓ガラスコート
できること・プラスなこと
- 油膜、タバコのヤニ、皮脂(指紋など)の汚れを除去できます。
- 雨天時の撥水効果があります。
- 質感(スベリ加減)をアップさせます。
- 透明感をアップさせます。
- ガラス以外の鏡、バイクのシールド・ヘルメットのバイザー・メガネ・サングラス(プラスチック系)に使えます。
- 汚れが付いても落としやすくなります。
- 車の窓ガラス両面に使えます。
- ワイパーゴムに使えます。
- カッティングシールや表面加工されたステッカーの汚れ落としに使えます。
- フィルムが貼ってあってもその上から使えます。
できないこと・マイナスなこと
- ワイパーで付いた傷や飛び石の傷を埋めることはできません。
- ガラス面がえぐれたうろこ状のシミを消すことはできません。
- 各種コーティングのような固い被膜にはなりません。
- 雨や水洗いの際に僅かでも少しずつ落ちます。
- 飛び石による傷を防ぐことはできません。
- すりガラスには使えません。
- 表面加工されていない紙のステッカーには使えません。
黒色素材をより黒くするP8コート
できること・プラスなこと
- タイヤ、パッキンなどゴム類の保護・艶出しができます。
- 黒色樹脂の保護・艶出しができます。
- 黒色塗装された素材の保護・艶出しができます。
- 濃い色の革製品(合成皮も)の保護・艶出しができます。
- 表面加工された木製品にの保護・艶出しができます。
- 質感(スベリ加減)をアップさせます。
- 汚れが付いても落としやすくなります。
できないこと・マイナスなこと
- 素材自体の劣化を修復することはできません。
- 各種コーティングのような固い被膜にはなりません。
- ニス等で表面加工されていない木製品には使えません。
- ゴムや革製のハンドル、ペダル類には使えません。
様々な汚れに対応するP113
できること・プラスなこと
- 毛・革素材の皮脂、化粧品、タバコのヤニ、飲み物のこぼし跡、汚れ落としができます。
- 革製品(合成皮も)の汚れ落としができます。
- スチール家具の皮脂、タバコのヤニ、汚れ落としができます。
- 家電・パソコンなどの汚れ落としができます。
- エンジンルームの油汚れ落としができます。
- キッチンの油汚れ落としができます。
- すりガラスの汚れ落としができます。
- 表面加工された木製品の汚れ落としができます。
- 汚れが付いても落としやすくなります。
できないこと・マイナスなこと
- 素材自体の劣化を修復することはできません。
- 各種コーティングのような固い被膜にはなりません。
- 表面加工されていない木・紙製品には使えません。
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