車内をお手入れしている時に、時々マジックテープに出くわします。
フロアマットや、最近は見なくなりましたが白いレースでできたシートカバーなど、固定するためによく使われてます。
タクシーの車内だと領収書の機械とか、リモコンとか、ボールペンも貼り付けてる人がいたり、何かと使えるものです。
※本名は面ファスナーって言うそうで、マジックテープとかベルクロというのは商標ということです。
この便利な面ファスナーは、一方はフック状(?の形)、もう一方はループ状(Oの形)になっていて、Oに?の部分が引っかかることで固定される仕組みです。
引っ掛ける相手は、Oの形でも、細い繊維が絡み合った状態でも、どちらでもしっかり固定されます。
ある意味、タオルと相性が抜群
そんなマジックテープの?の形をした方(名称が分かりません…)は、ループ状になった繊維と絡まりやすいくなってますが、
タオルのパイルとの相性抜群
ちょっと触れただけでもタオルのパイルと引っかかるので、?の力は強力です。
でも、車内のお手入れ中にこの威力を発揮されると少々困ることがあります。
パイルが多少引っ張り出されたとしても、大きな問題にはなりませんが、ピッチレスコートを拭き取る時に拭きムラになったり、ちょっとした隙間に入り込んだり突起に引っかかったり、面倒なことが起こります。
ボディにピッチレスコートを施工して仕上げにタオルで撫でている時、パネルの境目(フェンダーとバンパーの狭い隙間など)に挟まって抜けない、なんてこともあります。
挟まった繊維を途中でちぎれないようにそっと抜くのは難しいものです。
そのように引っ張り出されたパイルは、ある程度の長さに切っておくといいですね。
引っ張って千切ると余計にパイルが引っ張り出されてしまうので、ハサミで切りるのが確実です。
ピッチレスコートのタオルに限らず、他のタオルを使うときも同じです。
(シャーリング生地のタオル(パイルのループ部分がカットされたタオル)やマイクロファイバークロスは、ループが無いので引っかかりにくいです。)
また、タオル以外でも、軍手で?に触ると、軍手の繊維が絡まり?に繊維がびっちり付いちゃいます。
ですから、タオルも軍手も、マジックテープのある場所は慎重に作業するようにお願いします。
マジックテープではありませんが、このスピーカーの小さい穴にもタイルの繊維が引っかかりやすいので、要注意です。
タオルを使わずスポンジで撫でて仕上げる、といった工夫をしてください!
多くの方が、洗車に限らず生活の中で経験してると思いますので、あえて書くことではないですが、車内のお手入れ中に起こりやすいので、ちょっと書いてみました。