使う場所によっては命に関わります!絶対にダメです!

このクリーティングコートの販売を始めてから何年か経ちましたが、ちょっと危険な使い方をされる方がいますので、お伝えしておきます。

タイヤや革などに使えるP8コートというものがあります。

艶出し剤とでもいいましょうか、 白い液状の P8コート

雨や水洗いを繰り返すと落ちてしまいますので、定期的なお手入れは欠かせませんが、黒々します。

こんなP8コートですが、

非常にツルツル滑るので、車のハンドルやペダル、バイクのグリップやステップに使うと、滑って危険です!!

いくらゴムや革に使えるからと言ってもです。

ブレーキを踏もうとしたら滑って止まれなかった、滑ってハンドルを切れなかった、なんて恐ろしいことが起こりますから。

施工する時に滑ることがすぐに分かると思いますので、くれぐれもやらないでください。

責任は持てません!持ちません!!(`・ω・´)ゞ

で、そのツルツル滑るP8コートを、こともあろうに、バイクのタイヤ、それも、トレッド面全体に吹きかけてしまった命知らずな方がいました。

事後報告でしたが、「滑りましたねー!あははは!(^^)」って…

これも危険極まりないことなので、絶対に止めましょう!

もちろん、自転車だって車だって同じですからね。

この状態で乗ったら危険すぎます。
※この自転車は故障中につき、洗車道場のオブジェになってます。

特にバイクや自転車は、下手したら転んで命を落とすこともありますから、止めましょう、というか、禁止です。

洗車ビジネスをしてた人の失敗談が恐ろしい

P8コートにまつわるお話ではありませんが、ご紹介します。

今から約10年前、自分より数ヶ月早く講習を受けて仕事として洗車をしていた先輩(男性)のお話です。

とあるお客さま宅でハウスクリーニング的なことをやるということで、お手伝いに行きました。

窓ガラスはもちろん、キッチンやトイレ、お風呂場まで手を入れて、階段のお掃除に取り掛かりました。

「階段」が出てきた時点で怪しいでしょ?

でも階段じゃありません(^^)

階段の途中にある小窓を綺麗にして、階段の吹き抜けにある照明器具をお手入れして、 階段にはタイルカーペットが敷かれていたので掃除機でゴミを吸い取ってから濡れタオルで拭いて完了しました。

でも、そこからです。

階段を降りた階は、一面が石のような素材(大理石風のタイルかな?)だったのですが、何を思ったのか、その彼は綺麗に艶が出るからと部分的にプレミアコートを使ったそうです。

もちろん、プレミアコートを使った場所はツルッツルに滑ります。

滑りやすい床材には、残念ながらクリーティングコートは使えませんので、水拭き程度に留めていると思いました。

が、大変なことを仕出かしていたのですね。

床をお掃除した後というのは、私たちが足を踏み入れることはできませんので、滑るなんて気が付きません。

滑ることに気がつくのは、 清掃後にはじめて足を踏み入れる、そのお住まいの住人の方 、です。

で、後日、案の定、その彼のところに連絡がありました。

滑って足首を捻挫した、と

ツルツルになった床は室内だったので、スリッパを履いて歩いたところ、滑ったとのこと。

裸足ならまだしも、靴下、 スリッパを履いて歩けば効果テキメン、滑らないわけがありません。

すぐに謝りに行ったことと、それまでの仕事っぷりを評価してくれていたことで、治療費等のことは何もなく許してもらえたそうですけど、その後の仕事の依頼はもちろん無くなりました。

もし、これが階段を降りた直後や、昇った直後だったらと想像すると、恐ろしくて仕方ありません。

階段からの転落死ってこともありえますからね。

魔が差した?のかは分かりませんが、普通に考えれば絶対にやらないことを、「キレイになる」ことを優先してしまったんですから、怖いですね。

※念のため、怪我をされたご本人さんと、やらかしてしまった先輩のこともありますので、少し内容を変えています。


ですから、 クリーティングコートを使うことで、命の危険があることも覚えておいてください。

ハンドル、ペダル、グリップ、タイヤ、階段、床などの、使うと危険な場所は、特に滑りやすいP8コート、ピッチレスコート、プレミアコートは使わないようお願いします!!

P113で、床に敷くタイルカーペットのようなものを仕上げても滑ることがありますので、ご注意を。

ということです!!

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