洗車道場にきてくれた方には、毎回必ず教えることが、
ピッチレスコートを使う前に、少しだけ練習しましょう
道場に来てくれた方や電話で質問頂いた方にお聞きすると、はじめて使うワックスは、実際に使いながら練習する方が多いみたいですね。
念の為ため普段あまり見えない部分で練習してからという方もいますが、多くはぶっつけ本番のようです(^^)
だからピッチレスコートも同じようにぶっつけ本番で使う方もいます。
ピッチレスコートには、ボディ以外でもプラスチックなどのキズの入りやすい素材にも使える、特徴というか効果がありますので、ピラーやドアバイザーやバイクのボックスを仕上げられるんですね。
汚れを落としたり、細かい傷を目立たなくさせることができるので、気になって買ってくださる方がいて、嬉しいですよ(*^^*)
でも、キズの入りやすい素材にも使えるからといって、スグに使い始めると、大変な目に逢います。
キズだらけになるのは必至。目に見えてます
指で、新品のスポンジの表面を触って確かめると、硬くて少し引っかかりがあります。
新品なので、ピッチレスコートも全く染み込んでないので、使い込んだものより硬いのは当然です。
なので、
ピッチレスコートを使い始めるときは、まずはスポンジ作りをしてもらいます
それに、初めて使うので、スポンジを押さえる力加減なんて、全く分からないハズです。
どれだけ押していいか、不安になりながら恐る恐る押さえた経験のある方、いますよね。
事前に画像や動画で予習したところで、分かりませんもの。
だから、
スポンジ作りをしつつ、力加減の練習をしてもらいます
力を入れたり抜いたり、縦横円を描いたり、最後は、スポンジ戻しまで練習すれば、ピッチレスコートの効果をうまく引き出せるでしょう。
ここまで練習してから、はじめてボディや柔らかい素材の仕上げに移行するわけですね。
洗車道場でピッチレスコートを説明する時は、
ピッチレスコートを使う前に、必ず練習をしてください!
とお伝えしつつ、練習の仕方からお話が始まります。
練習といっても、5分~10分程度。
そこまで大変なことではありませんので、必ずやってください。
新品のスポンジを使いはじめるときのことを簡単にまとめたものがありますので、そちらも参考にしてみてください。
購入されて、キズを早く隠したい、汚れを早く落としたい、といった、はやる気持ちはわかりますが、まずは練習です。
クリーティングコートの中でもピッチレスコートは、短時間でも、焦らず練習をしてから使ってください。
キズを目立たなくさせるために買ったのに、逆に擦ったキズがたくさん入ったんですけど!って連絡が来ることが、最近はほぼありませんが、以前はありました。
添付されてた写真を見ると、どんだけ力入れたのよ、ってほどのキズが入ってましたね(^_^;)
文章で「軽く」とか「撫でるように」とか「スポンジがほとんど潰れないほど」とか書いても、力加減は人それぞれ。
是非、事前の練習をお願いします(._.)