梅雨の時期になると、バイクのスクリーンのお悩み相談が増えます。
車とは違って、バイクのスクリーンにはワイパーが付いていないことがほとんどなので、雨の日は見難くなってしまうんですよね。
屋根付きに改造されたバイクだとワイパーが付いていて、雨の日に見難くなることは普通のバイクに比べて少なそうでいいですよねぇ。
スクリーンに付いた水滴が、水滴の自重や風で流れてくれないと何も見えません。
水滴が小さくて軽い霧雨は非常に苦手です。
縦に長いスクリーンに水滴が張り付いて視界を妨げると、スクリーンの上や横に顔を出して見ないと視界が確保できないので大変…
そこでやることといったら、撥水効果のあるものを塗ったりします。
雨の日に長時間乗っていると徐々に効果が薄れていくので、時々屋根の付いた駐輪場で塗って視界を確保しています。
使う液剤によっては問題が起きることがある
今はヘルメットのシールドにも(もちろんスクリーンにもOKなはず)使えるものもあるようなので、こういった商品を使っている人もいます。
ただし、これはあくまでも樹脂製品に対応したもの。
↑の商品説明にも書かれてますよね。
ガラスにも透明樹脂にも使えるガラコ。目に見えない凹凸面に撥水成分がしっかり結合すると同時に撥水成分同士も強固に結合。ガラスはもちろん今まで使用できなかった透明樹脂にも強力な撥水コーティングを実現。
フロントガラスはもちろん、ヘッドライトカバーやサイドバイザー、テールランプカバーなどの透明樹脂パーツ、バイクのヘルメットシールドやゴーグル等にも使用可能。ドライバー・ライダーの雨天走行時の視界を確保します。
SOFT99 ガラコBLAVE
ですが、時々、↑以外のガラス用のガラコをスクリーンに使って問題が起きてしまった方からSOSをもらいます。
最近も、ガラコを使ったら白い跡が残ってしまったけどピッチレスコートで綺麗になる?、という問い合わせをいただきました。
正直、白い跡が残った状態に対応したことがないので、クリーティングコート(ピッチレスコートや窓ガラスコート)で対応できるかは試すまでは分かりません。
そこで、ガラス用のガラコの「使用上の注意」の中に↓のようなことも書かれていました。
ガラス専用なので透明プラスチック(ヘッドライトなど)やヘルメットのシールド・眼鏡・ゴーグルなどには使用しない。
SOFT99 ぬりぬりガラコ ハヤデキ
また、成分には「酸」と書かれている(ガラコBLAVEには「酸」の記載はないです)ので、表面のプラスチックやコートが溶けて白い跡が残ってしまうような気がします。
溶けて白くなっているなら、クリーティングコートで対処するのは難しいのかな…
スクリーンにガラコを試してみる?
これまでに今回のような問い合わせをもらったのは、1回や2回ではありません。
それら問い合わせにはっきりと答えられるように、一度試した方がいいんでしょうか。
…
…
…
試せるものが身近にありましたね(笑)
このスクリーンは、もともと付いていたものなのですが、車両を購入したときにロングスクリーンに交換したので、ほぼ未使用。
新車購入ですから新品同様。
まあ、保管しっぱなしだったので、↓のような悲しい状態になっておりますが、ピッチレスコートで綺麗にしたので問題ありません。
ピッチレスコートの成分と何かしら反応する可能性もあるので、事前にピッチレスコートの成分をしっかり落としてから試せば大丈夫かな。
それに、このスクリーンはもうバイクに取り付けて使うことはありませんので、試すにはうってつけです(笑)
あとはガラス用のガラコを手に入れるだけなので、試すべきですかね。
ちょっと考えてみます。
間違えないでもらいたいのは、ガラス用のガラコを悪者にするために試すのではありませんからね。
間違えた使い方をしたらどうなるかってことですからね。
…でもホントに白い跡が残るのかな?
ま、もし試したらこのブログで報告します!
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