発送する商品によっては、小さいダンボールでは高さが足りないけど大きいダンボールでは背が高すぎる。
これまでこんな時は、ダンボールの高さを変える(低くする)ために工作することがありました。
ボールペンやルレットで折り目をつけて高さを変えるのですが、どうも綺麗に折れません。
ダンボールには厚みがあるので綺麗に折ろうとするとしっかり折り目が付いていないといけません。
それに、折って谷になる側に折り目をつけないと上のように裂けることがよくあります。
ということは、ダンボールの内側からしっかりした折り目を付ける必要があるということですが、これが難しい。
これまで色々と試行錯誤をしてきましたが、これといった解決方法が見つかりませんでした。
素敵なアイテム「箱切り名人」が見つかった
最近たまたまWebで見つけました。
使い方は簡単で、この箱切り名人で箱の内側に折り目を付けて、カッターナイフで折り目まで切れ込みを入れて、折るだけです。
言葉ではうまく説明できないので、写真を使って説明してみましょう。
用意するものと下準備
箱切り名人の他にカッターナイフが必要になるので、準備しておきましょう。
また、組み立てた状態で使うので、まずは箱を組み立てておきます。
実際にダンボールの高さを低くする
箱の高さを6~7センチ低くしてみます。
箱切り名人の準備
これで箱切り名人の設定(?)は完了です。
箱切り名人で4つの面に折り目を入れる
ここから折り目を入れていきます。
4つの面にしっかり折り目をつけておきましょう。
これで箱切り名人の出番は終わり。
カッターナイフで四隅に切れ目を入れる
続いてカッターナイフの出番。
両手で折り目通りに折る
四隅に切り込みが入ったらあとは折るだけです。
高さを低くした分だけフタが大きくなったので、うまく切って処理をするか、差し支えがなければこのまま使います。
結果、このようになりましたとさ。
ついでに、試しにもともと低めの箱をさらに低くしてみたところ、綺麗に小さくなりました。
いくつか気になることがありました
何度か使ってみたところ、いくつか注意したいことというか気になったことがありました。
折り目の点々が湾曲しやすい
箱切り名人を横にスライドさせて折り目の点々を付ける際は、勢いよく動かすと折り目の点々がウネウネ曲がりやすいので、丁寧に動かすのがいいです。
メーカーの解説通り、箱の上から押さえつけるようにスライドさせるようにしましょう。(この記事の最後にある動画参照)
折り目が裂けそうで心配
内側に折ったものを外側に何度も折り返すとダンボールが破れ始める可能性がありそうです。
ダンボールにもともと付けられている折り目より弱いので注意です。
トゲトゲはやっぱり痛い
歯車のトゲトゲが鋭いので、刺すと痛いです。
開封時に指先に刺さりました。
流血はしませんでしたが、痛いです。
まぁ、そんなところですかね。
メーカーによる動画で使い方を確認
使い方が分かりやすく解説されていますので、こちらを見ておくといいですよ。
今回見つけた「箱切り名人」は、発送のための箱を作るようなときは非常に有効なアイテムです。
何種類も大きさの違う箱を用意するのが大変なら、2~3種類だけ用意して可変させて使うといいでしょうね。
もしよかったら使ってみては?