ツナギの選び方。洗車に使うツナギは少しだけ条件があります。

今日は一日探しモノ。

よそ行き用のツナギを新調しようかと思って、色々と探してますが、普通に売っているツナギから探すとなると少ないですね。

色、形、素材のどれも妥協できないので、条件にあったものは、ほんの僅かしかありません。

冬物はこの仕事を始めた時に色も素材も形もオーダーして作ったので、言うことはないですが、高価なんですね。

プリントもしてもらったので、何着も(10着くらい)作らなきゃいけないし。

 

そんな探し物をしてて、ツナギの選び方を書いてみようかと思い立ったので、過去にも書きましたが、また書いてみます。

 

自分の好きな色を選んで!

これ大事ですね。

好きじゃない色のものを選ぶことは無いとは思いますが、好きじゃなければ着てても面白くないですもん。

何色でもいいです。

以前は、明るい色ばかりおすすめしてましたが、今は、別に黒でも紺でもいいじゃないのって。

何かしら名前や文字が入っていれば、カッコよく見えるし、濃色は締まってみえますからね。

自分は青色を選ぶことが多いので、夏物はすべて青色です。

襟の形にも気を遣う

襟の形には、「普通の襟」と「立ち襟」の2種類があります。

できれば「普通の襟」の方がいいのかなって思います。

「立ち襟」は、実際に使ってみると、夏は暑くて冬は寒いんですね。

それに、自分のように首が短いと、夏場は襟があごや首に当たって痛くなります。あせもになることも・・・

「普通の襟」は、夏は開襟にできるので比較的涼しく、冬は立てれば少し暖かくなります。

ちょっとしたことで変わるんですね。

オレンジ色のツナギが立ち襟、青色ツナギが普通の襟

ペン差しが袖にあると作業がしやすい

今までにもたくさんご紹介しましたが、自分たちの洗車では、いくつも小道具を使います。

歯ブラシや例の竹串です。

歯ブラシも普通のものや柔らかい豚毛・馬毛のものや毛先が尖ったものや、何種類も使い分けたりします。

こんな小道具は、作業中はすぐに取り出せるところに無いと、やりづらくて仕方ないので、ペン差しです。

よく胸にも付いてますが、袖というか肩に付いているペン差しです。

胸に付いていると、差している竹串や歯ブラシでボディにキズを入れてしまうことがあるので、袖ですよ。

結構重要なペン差し

ペン型ライトだって差せます。

でも、中には、ペンが1~2本しか差せないものもあるので、選ぶ際は注意しましょう。

ボールペン1本、竹串1~2本、歯ブラシ1~2本が差せるくらいがちょうどいいです。

逆にたくさん差せすぎても、少ない本数を差してるときは作業中に抜け落ちてしまうことがあるので、ほどほどでお願いします!

ペン差しの深さも浅すぎず深すぎずなものがいいです。

これは、実際に挿してみないと分からないかもしれません。試してね(^^)

胸ポケットはコレ以外はダメ

って言っといたほうがいいです。

ボディに密着しそうになるくらい胸を寄せて仕上げることが有ります。

胸ポケットがボディに当りそうなことも頻繁です。

だから、胸ポケットに、ファスナーや金属ボタンが付いていたら、完全にアウトです!

ナイロン製のファスナーだってボタンだって、傷の可能性大です。

ですから、胸ポケットは、できればフラップ(マジックテープが付いたフタ)が付いたものを選んでください。

胸ポケットのフラップは重宝します

フラップが付いていれば、ポケットの中身が落ちることが無いですからね。

ですが、このフラップにも、金属ボタンなどが付いていたらいけませんよ。

ファスナー式でむき出しのものもフラップで隠れたものもありますが、フラップなどで隠れるような仕組みになっていれば比較的大丈夫でしょう。

胸ポケットのフラップを開けるとマジックテープ

いくらフラップが付いてても、

胸ポケットに携帯電話など固い物を入れたまま仕上げをすると、元も子もありません

洗車する時は、全て取り出して作業してくださいね。

長袖の袖口の止め方にも注意

春秋物、夏物でも長袖のツナギがあります。

長袖ツナギの袖口

この袖口、めくれるようになっています。

袖口を止めるのに、金具やボタンが付いているものやマジックテープのものがありますが、もちろん、マジックテープのものを選びましょう。

長袖ツナギの袖口がマジックテープ

あ、袖口を止めないでブラブラさせながらは禁止です!

ボディにカッシャンカッシャン当たりますんで、必ずめくるなり止めるなりしましょう。

止められないよってツナギは無いとは思いますが、そんなときは輪ゴムっす(^^)

チャックは何としてでも隠す

ツナギにはフロントにチャックが付いていますよね。

このチャックは、胸ポケットと同じく、いくらナイロン製のファスナーだからといっても、むき出しだとキズの原因に必ずなります。

ファスナーの引き手(引っ張るつまみの部分)までもしっかり隠れるようなツナギにしましょう。

ファスナーは隠す!

チャックを隠せば安心。

チャックが隠れるとこうなります

隠れていれば安心ではありますが、ファスナー部分にべったり体重をかければ、凹みやキズになりますからね。

金属、硬いもの、とにかく排除です

袖口や後ろポケットのボタン、ファスナーなど、とにかく硬いものが無いツナギを選びましょう。

中には、ウエスト部分を絞るDカン金具もありますので、注意して選んでください。

ネットで探すと、そこまで分からないものもたくさんあります。

実際に探してみると、本当に大変なんですよね。

そんなときは、すぐそのお店に問い合わせてください。確実です。

生地の厚さ・素材で快適さが違います

生地には色々種類があって、綿100%、ポリエステルと綿の混紡、ポリエステル100%など。

厚さも、冬用の厚手のものから夏用のごく薄いものまでたくさんあります。

よく綿の方が暖かいとか、ポリエステルは吸水が悪いとか言われてましたけど、

そこまでは変わらない感じがしてます。

実際、冬物は綿65%、ポリエステル35%の混紡を着てますが、綿100%と大きく違いは無いです。

人より脂肪が多いから感じないだけかもしれませんがね(^^)

あと、夏物も、綿100%のものと混紡のものを両方使ってますが、違いはそこまで・・・です。

最近では、ポリエステルでもいいものが出来てきてますので、そこまで気にしなくてもいいようには思いますけどね。

ちなみに、綿でもポリエステルでも、厚手の生地は重いです。

ツナギは肩だけでツナギ全体の重さを支えることになるので、ずーっと長い時間着ていると、肩がこる人もいます。

そんな時は、インナーを薄手の暖かいものにして、ツナギを多少厚いものにするなど、色々と工夫してもいいでしょうね。

結局は、シンプルなツナギが一番使いやすい。

カーゴパンツのように脚の部分にポケットが付いていたり、

腰に携帯電話入れが付いていたり、腰からカラビナがぶら下がっていたり、

色々とあります。

が、結局は、シンプルなものが一番使いやすいし、洗車には合っています。

簡単に取り除ければいいですが…

自分たちが使うツナギが 何をするためのものなのか を考えれば、答えは簡単っすよ(^^)

 

以前に書いた記事のリライト的になりましたが、ツナギの選び方を簡単に書いてみました。

当たり前に思うようなことばかりですが、ツナギを実際に手にしたことが無い方もたくさんいらっしゃると思いますので、もしよかったら参考にしてみてくださいね。

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