沖縄へ出張するときは、時々、お客さまの車を洗車させてもらってます。
この写真を撮った当時は、まだ購入されて間もなかったので、キレイな状態でした。
残念ながら、車内のミラーなどはアレでしたが、全体的にキレイ。
全体的にキレイであっても、手を抜くこともなく、隅々までバッチリ仕上げていきます。
よく目につく部分以外にも、普段はあまり目にしない部分、気にしない部分もキレイにしていきます。
ボンネットも給油口もドアも開けて内側をキレイにしていくのですが、リアのハッチを開けたときに一つ疑問に感じたことがありました。
まだ新車で購入されてから間もないのに、何でこんなに汚れてるんだ??
ハッチを開けたときに、内側が全体的に黒ずんでいるというか汚れが目立っていたんですね。
ここまで汚れているということは、ドアなども同じように汚れてるはずなんですが、ドアの内側はヒンジの部分は同じようになっているものの、他は問題なし。
リアハッチとボンネット、給油口周りだけ汚れてるのです。
このときに、何かあるなってピンと来ちゃったんですね。
そう思ったら、ひとまず保留。手はつけません。
洗車中に時々オーナーさんが見回り?に来られるので、聞いてみたところ、「なんかあるんだろうね~。今聞いてみるよ」ってディーラーの担当者さんに連絡して聞いてくれました。
答えはこれ。
すぐに錆びが出るから、防錆剤を塗ってある
落とさずにそのままにしておいて
ということでした。
グリス的な粘り気のある防錆剤が塗られているので、汚れが付いてしまっていたんですね。
知らずにバッチリ仕上げてしまっていたら、防錆剤を削ぎ落としてしまっていたことでしょう。
キレイに落ちるので、端っこだけ落としちゃったんですけどね…
ピッチレスコートにも錆びにくくする効果はありますが、専用の防錆剤ほどではありませんからね。
このように、地域によっていろいろと事情が違ってきますので、全てを同じように対応していいわけではないということがわかります。
沖縄のように高温多湿な地域、北海道のように雪が多い地域、鹿児島のように火山灰にさらされやすい地域・・・色々とありますもんね。
今回のように、実際にその状況に出会うまでは分からないってことがたくさんあります。
日々勉強なんですよね。
だから、いつもと違う状況に出会ったときは、なんでも同じようにやるのではなく、少し慎重になることも必要です。
このプリウスは、次回出張時に洗車させてもらう予定ですが、また何か新しい発見があるかもしれませんので、楽しみにしてます(^^)
って、今回の件は、ただ単に自分が無知だっただけっていうそんなオチでした!(^_^;)
ではまた!