昨日から今日まで急用で帰省をして参りました。
こまごまと運転することが多かったので非常に疲れました…
車やバイクで帰ると疲れますが帰省先での足になり重宝するので、新幹線ビューっとは帰らないんですよね。
そんな往復の運転ですが、周りの危なっかしい運転が気になって仕方ありません。
スピード、車線変更、車間距離、などなど…気になることがたくさん。
プロドライバーさんなら毎日のように目にしているでしょうね。
今回のイチオシは無灯火でブッ飛んでいく車。
焦りました。
街灯が無い真っ暗な高速道路を無灯火で走ってるんですから、超能力を使っているか、フクロウ並みに目がいいのか、世の中には特異な人がいるもです。
そして、今回書きたい車間距離については、いつでも何処でも見られます。
トラックにしても乗用車にしてもバイクにしても、目の前を走る車のお尻が好きな人が多いようで、手を伸ばせば触れるほどの距離感。
接近し過ぎで触ったらアウトでしょって。
これじゃあ事故が減るなんてことありませんね。
逆に、車間距離をしっかり保って安全運転をするだけで多くの事故も減るし、渋滞も減るような気がします。たぶん。
教習所教官からの教えを今も守ってます
今から25年前。
当時、普通自動車免許をとるために通っていた教習所で、厳しいけど色々教えてくれる教官からよく言われたことがありました。
前車と3秒あける
1つは、前の車が標識や路面にかかれてる制限速度の文字を通過してから3秒以上後に自分の車が通過するようにすると、いい感じの車間距離になるということです。
30km/hで走っていれば1秒で進むのが約8mだから、3秒で24m進みます。
ということは、前車と3秒以上あいてれば前車との車間距離は24m以上です。
で、30km/hで走っている時に「ブレーキを掛けなきゃ!」って思ってから止まるまでの距離(停止距離って習いましたよね)が、下の警察庁の資料によると15m弱。
目の前の車がビタッと急に止まったとしても24mの車間距離があれば衝突せずに止まれることになります。
他のスピードでも同じで、80km/hで走っている時でも車間距離が3秒分の66mあれば、止まるまでの距離が60m未満なので、寸前で止まれるでしょう。たぶんw
前車との間に点線5個
もう一つは、前車との間に白線の白い点線が5個あるといい、ということです。
一般道(たぶん首都高も)の点線は、白い点線が5m、点線の間隔が5m。
高速道路の点線は、白い線が8m、点線の間隔が12m。
ってことは、その白い点線が5個分の距離は、一般道なら45m、高速道路なら88mになるので、先ほどと同じく安全に止まれる可能性のある距離になるってことです。
※ 一般道 : 白い点線5個(5個×5m)+その間隔4つ分(4つ×5m)→ 45m
※ 高速道路 : 白い点線5個(5個×8m)+その間隔4つ分(4つ×12m)→ 88m
これも同じく、停止距離以上に車間距離があるということで、安全に止まれる可能性が増えるんですね。
これらはもちろん、よそ見せずしっかり反応できればのお話です。
また、上の資料の停止距離は乾いた道路でのお話(たぶん)なので、雨の日や雪の日はさらに車間距離が必要になります。
この2つのことは、できるだけ守ってきたつもりです。
油断すると車間距離が詰まることもありましたが、気づいたらすぐにあけるようにしているので、幸い衝突事故は一度もないし、前車が強めにブレーキを掛けた時も冷静に対処することができてます。
ただ、この車間距離に慣れていない人からはあけすぎと思われることもあるようで、前車との車間距離を詰めろとばかりに後ろからパッシングされることもありますが、守ります。
違反になるから守っているのでは無く、追突したり死にたくないから守ります。
ブレーキの性能も上がっているので過信しがちですが、所詮扱っているのが人間ですから。
今回は車間距離についてちょっとだけ書きましたが、一時停止や車線変更など全てにおいて安全運転をオススメします!
バカ正直と思われることもありますが、学校の同級生や後輩が全治1年なんて事故にあったり亡くなっているので、自分も他人も死なないようにするために守ります。
ただ、車間距離を空けすぎると対向車の右折車が突っ込んできたり、流れにのらないと危険なこともあるので、そのあたりはちょっとだけ臨機応変に。
緊急事態が発生した時はそれどころじゃないかもしれませんしね。