基本的には全てなんですが、どこまでもやってしまうと時間内では終わらない、その日のうちに終わらないのは確実なので、初めてお手入れさせてもらう車やバイクの場合、大きさや細かさにもよりますが、だいたい5~6時間でできる範囲で施工します。
給油口のフタを開けた内側とか、ボンネットを開けた裏側とか、シートから天井から何から何までやろうと思えば延々とやることができてしまいますので、「できる範囲で」です。
5~6時間でも、かなり時間をかけるような感じがしますが、実際は、それだけ時間をかけても細部まではできません。
全然足りませんw
できたとしても、ドアの内側や給油口くらい。
だから、厳密に言うと、全部と言えないのかもしれませんね。
そこで、定期仕上げの出番です。
定期仕上げというのは、毎月1回、隔週(2週間毎)、毎週のような定期的にお手入れをする方法です。
定期的にお手入れすれば、比較的きれいな状態が維持できる(乗り方や駐車時の状態にもよりますけどね)のですが、他にもいいことがあります。
定期仕上げの場合だと、1回限りで終わらないので、もし今回の洗車で給油口まで仕上げができなかったとしても、次回、まだ手を付けていない部分の仕上げができることがあります。
初回に比べて、2回目の洗車の場合は、初回ほどの時間がかからなくなってくるので、5~6時間もかかりません。
だいたい、3~4時間といったところでしょうか。
まあ、時間が半分にならなかったとしても、多くの場合が、初回より早く仕上げが終わるので、時間に余裕ができます。
そのできた時間を使って、給油口などをもキレイにしてしまうんですね。
といっても、施工時間に影響しないように、せいぜい15分とか20分とかそれくらいです。
給油口なんて毎度毎度時間をかけて仕上げるほど汚れるものではありませんので、一度仕上げてしまった後は、何分もかからずにキレイになってしまいます。
だから、その次の仕上げの時は、給油口以外のトランクの内側などを仕上げることができます。
これをを繰り返すことで、ちょっとずつ細部もキレイになっていくのですね。
長期間定期仕上げをしているお客さまの車やバイクは、いつの間に1回の洗車では到底そこまでキレイにできないってほどの状態になるんです。
というわけで、出張洗車での基本は全体仕上げ、そして、定期仕上げでは細部も少しずつ仕上げる、ということです。
…ちょっと分かりにくかったかもw