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エンジンとその周辺のお手入れ方法を知る!
今回は、バイクのエンジン部分のお手入れ方法を、解説していきます。
細かく入り組んだエンジン部分のお手入れは面倒だと思われがちですが、案外、誰でも出来るような簡単さです。
仕上げ前の状態をチェック
常に屋内保管でカバーも掛けてあるので、状態は非常にイイです。
用意するのは「P8コート」
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以下のタオルや軍手は別途ご用意ください。
- タオル
汚れを軽く拭き取ったり、噴霧後ある程度乾いたP8コートを拭き取るために使います。
施工時の写真で登場するような一般的なキッチンタオル、それに似た柔らかいタオル、ウエスをご用意ください。 - 手袋(軍手など)
スポンジで擦るときやタオルで拭き取るときに、はめます。
軍手でも薄いゴム手袋でも構いません。
ゴム手袋を使えば手が汚れずに済みますが、スポンジやタオルを扱う時に少し滑るので施工しにくいかもしれません。 - 歯ブラシ
細かい凸凹に詰まった汚れをかき出すために使います。
歯ブラシは普通の歯ブラシ(できるだけ柔らかいもの)で構いません。
施工手順
エンジン部分は細かく手や指が入らないところが多数あります。
歯ブラシや竹串が入らない部分もあります。
そんな時は、霧状に吹きかけて、歯ブラシなどの道具が入らない部分までP8コートを届かせるようにします。
P8コートを吹きかける
タンクなどの塗装部分にかかると余計な手間がかかり、また、シートやペタル、グリップにかかると滑りやすくなり運転に支障をきたすこともありますので、噴霧することに慣れるまでは養生してから吹きかけてください。
黒色素材に適しているのがP8コートですが、ゴム類にも有効なので、赤いプラグコードなどにもしっかり施工します。
できれば、吹きかけたP8コートが垂れてもいいように、下に新聞紙などを敷いてから施工する方がいいです。(今回は敷き忘れておりました…)
このように部分的にP8コートがかかっていなかったとしても、この後すぐにスポンジや歯ブラシで均していきますので、多少の吹き残し?(P8コートが掛かっていない部分)があっても気にしないでください。
スポンジや歯ブラシで均す
吹きかけたP8コートが全体にまんべんなく吹きかかっていればいいのですが、うまくかかっていない所もどこかに必ずあるはず。
なので、スポンジと歯ブラシを使ってP8コートを均します。
スポンジで赤いプラグコードを塗りましたが、黒く汚れたスポンジを使うと黒い色が付いて落としにくいこともあるので、赤色や青色など黒色以外のゴム類を施工する場合は、汚れていないスポンジを使うようにしてください。
フィンの部分はスポンジを無理やり突っ込んでも塗り残しができやすいので、柔らかい毛の歯ブラシを使ってブラッシングします。
もちろん反対側も同様に均しますが、これまでと同じことをするだけなので、以下、写真のコメント無しです。
すべて均し終わると、こうなります。
乾かす
全体的にP8コートをキレイに均したら、時間を置いて少し乾かします。
30分、1時間程度で十分です。
ただ、1日とか1週間とか長時間そのままにしたからといって、P8コートによって素材が溶けるなどの心配はありません。
タオルで余分なP8コートを拭き取る
表面には汚れも含んだP8コートがたっぷり付いているので、タオルで除去します。
除去といっても、タオルで拭き取れるだけの余ったP8コートを除去します。
拭きはじめはネバっと引っかかる感じがありますが、途中で急に軽く滑るような感触になります。
そうなれば拭き取り完了です。
隙間が狭いときはタオルを二重に、隙間が少し広めのときはタオルを四重にしてから竹串を包む、などとタオルの厚みを調整して拭くようにしてください。
P8コートを塗って乾かした後にタオルで拭きましたが、手や道具の届かない部分はタオル拭きできなくても、問題ありません。
極端な話、P8コートを吹きかけっぱなしでも問題無しです。
ただ、P8コートをかけっぱなしにした場合は、P8コートが浮き上がらせた汚れがそのままになるのと、乾いた後も少々ベタつくためホコリなどの汚れを寄せ付けやすいので、拭けるところはできるだけ拭いていただきたいです。
吹きかけた跡や垂れた跡も残りますしね。(跡が残っていても、後で拭けば跡は無くなるはず)
P8コートを施工しておくだけで、乗車して多少汚れたとしても、P8コートを含んだタオルで軽く拭くだけでも汚れが落ちやすく、お手入れが楽になります。
もしタオルで拭くだけでは落ちない汚れがあったら、P8コート吹きかけて同じように仕上げるか、スポンジや歯ブラシに少しP8コートを付けて撫でたり擦ったりするだけで、キレイになるはずです。
それでも落ちない汚れは…たぶんそこまで落ちないものはP8コートでは難しいのでピッチレスコートなどで対処することになります。
施工前後で差がよく分からないかもしれませんが、年月が経過すれば見た目だけでは分からないP8コートの保護膜の効果を実感できるはずです。
ただし、1度施工したら何年も持つようなことはありませんので、定期的にお手入れすることをオススメします。
今回の写真をよく見ると多少の塗り残しが見え隠れしてますが、気にしないでくださいw
あらためて…今回使ったのは「P8コート」
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