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エンジン以外の黒色パーツのお手入れ方法を知る!
前回はバイクのエンジン部分のお手入れ方法を紹介しましたが、他にも黒色のパーツがたくさん使われているので、それら黒色素材のお手入れ方法を解説します。
エンジンほど細かくはないですが、細部の仕上げもありますので、参考にしてくださいませ。
仕上げ前の状態チェックは後ほど
いままでここで仕上げ前の状態チェックをしましたが、いくつも仕上げる部分がありますので、その都度紹介していきますね。
用意するのは「P8コート」
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以下のタオルや軍手は別途ご用意ください。
- タオル
汚れを軽く拭き取ったり、噴霧後ある程度乾いたP8コートを拭き取るために使います。
施工時の写真で登場するような一般的なキッチンタオル、それに似た柔らかいタオル、ウエスをご用意ください。 - 手袋(軍手など)
スポンジで擦るときやタオルで拭き取るときに、はめます。
軍手でも薄いゴム手袋でも構いません。
ゴム手袋を使えば手が汚れずに済みますが、スポンジやタオルを扱う時に少し滑るので施工しにくいかもしれません。
施工手順
とにかく塗り絵のように丁寧に塗って、時間を置いてから拭くだけです。
隙間は、歯ブラシや竹串を使えばキレイに仕上がります。
そして、スポンジを潰さず丁寧に縦横円を描きながら塗っていきましょう。
何度も同じ部分を塗るのが、仕上がりをキレイにするためのコツです!
ただ、P8コートを付けるのが少量過ぎてもダメですが、たっぷり使っても仕上がりがキレイになるということではありません。
たっぷり使ったとしても、タオルでの拭き取り時に手間がかかるだけなので問題は無いのですが、時間がかかりますので適量をオススメしますw
適量(スポンジに2~3滴)を付けて何度も同じ場所を塗るようにしましょう。
メーターまわり
こんな狭い場所でも、意外と縦横円を描くように塗ることができますのでお試しください。
もしインジケーターランプ類にP8コートが付いたら、せっかくなので塗ってしまいましょう。
塗ってから30分〜1時間ほど時間を置いて乾かし、その後にタオルで拭き取ります。
細部はタオルの端を使うか竹串をタオルで包んで拭き取ると拭き取りやすいです。
ケーブル、ホース類
同じく単純に塗って拭くだけ。
塗り終わったら30分~1時間ほど時間をおいてP8コートを乾かします。
その後、乾いたタオルで拭けば完成です。
黒色パーツに艶が出ると、カメラのピントが合わなかったり暗く写ったりと、実物に近い状態の写真を撮るのが難しいですね…
ハンドル周り
もう写真ご紹介するだけでいいのかもしれませんねw
塗り終わって30分~1時間ほどおいてP8コートが乾いたら、乾いたタオルで拭いて完成!
フェンダー部分
狭い隙間の拭き取り時には、竹串に包んだタオルを隙間に差し込んで拭き取るといいでしょう。
サイドスタンド
今回は写真ではご紹介できませんが、バネ部分はスポンジでは塗りにくく、塗り残しができやすいので、P8コートを霧状に吹きかけて歯ブラシで擦るようにするとうまく施工できます。
また、拭き取りの際はタオルで拭いたり、P8コートが付いていない歯ブラシで擦ると、余分なP8コートを取り除きやすいのでお試しください。
余分なP8コートが拭き取れずに残っていたとしても、サビを発生させるなど素材を劣化させることはありません。
ササッと塗っただけですと、P8コートが乾いた後や拭き取った後にうまく塗れていない部分と塗れた部分の色の差が出て、塗りムラになります。
塗りムラを無くすためにも、塗り残し無いように何度も繰り返し丁寧に塗るようにしてください。
そして、タイトルにも書きましたが、1度やれば1年持ちます!なんてことは一切ありません。
雨の日に乗れば少しずつP8コートの保護膜も流れ落ちるし、汚れが付けば、その汚れがP8コートを吸うことだってありますので、P8コートの効果は少しずつ薄れていきます。
薄れていくということは、艶なども減っていくということなので、気がついたときでも構いませんので、時々お手入れしてあげてください。
よろしくお願いします!
滑ると危険な場所には使わないように
ステップやグリップなどのゴム類に施工した場合は、とても滑り、運転操作に支障をきたす恐れがありますので、お止めください。
今回はここまで。
他にも仕上げた箇所がいくつかあるので、また次回の記事でご紹介しましょう。
バイクにはP8コートを使ってお手入れする部分がたくさんあるんですよね。
あらためて…今回使ったのは「P8コート」
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黒色素材に適しているのがP8コートですが、メッキや、インジケーターランプなどの透明なプラスチックに付いても問題ありません。