この記事は約 4 分で読めます
メッキの仕上げ、一般的にはどうやるんでしょうかね?
ワックスを買ってくださったお客さんに聞いてみても、決定的な仕上げ方は分からないとおっしゃってました。
自分も普段やっている方法以外の方法は全く分かりません。すみません…
ピッチレスコートを使うと解決できるかも
それでは、私たちが普段やっているピッチレスコートを使った簡単な方法をお教えします。
塗装面だけでなくメッキにも超有効な手段なのです。
以下のタオルは別途ご用意ください。
- 拭き取り用タオル
拭き取り、仕上げ後の状態チェックに使います。
一般的なフェイスタオル、それらに似た柔らかいタオルをご用意ください。
仕上げる素材、それは、クロームメッキ
これは、ハーレーダビッドソンのエンジンに使われているメッキパーツです。
汚れは付いてますが輝いてますね。
※撮影するときは、必ずと言っていいほどオレンジ色や青色の自分が映りこんでいます。
今回は、このパーツのココのエアクリーナーのカバーをお手入れしてみます。
斜めにうっすら残っているスジは水滴を拭いた跡のようですね。
これを、簡単に綺麗にしてみましょう!
やってみるとあっけないほど簡単ですよ。
塗ってスポンジ戻しをして最後にタオル拭き
ピッチレスコートを使って仕上げますので、ピッチレスコートとスポンジとタオルを用意しましょう。
スポンジは少し使い込んだものが使いやすいので、ある程度使って表面の角がとれた状態のスポンジを使いましょう。
不要な傷を防ぐこともできますからね。
スポンジの作り方は、こちらを覧ください。
使い込んだスポンジを使う人はピッチレスコートの口のフチについたピッチレスコートをチョンと付け、撫でます。
新しいスポンジを使う人はしっかり馴染ませてから、そのままほぼ力を掛けずに撫でましょう。
それだけ力は必要ないということです。
下の写真でもスポンジの潰れ具合から力がほとんど入っていないことが分かると思います。
力を入れて仕上げれば汚れが落ちるとは限りません。
逆に、汚れが落ちずに傷が入るだけなので、余計な力は不要です。
撫でただけでどうなるか
スポンジで撫でた先からピッカピカになっているのが見えますか?
拡大してみると、
パーツ全体を仕上げていきます。
足元に近い下の方を仕上げる時は、汚れ、塗りムラ、拭き残しがよく見えるように目線を下げて仕上げるといいですね。
ちょっと窮屈かもしれませんが、慣れれば大したことありません。
最後にタオルで拭いて仕上げ終わりです。
アップにしても綺麗。
今回はスポンジだけで仕上げましたので、タオル拭きしませんでしたが、慣れないうちはタオルで拭きましょう。
タオル拭きでツルッツルに滑る感触を確かめてみると…病みつきになりそうw
特にこれといった難しさのない簡単な仕上げ
ピッチレスコートをスポンジに付けてから仕上がるまで、写真を何枚も撮りながらの仕上げで、約2分です。
画像ファイルの撮影時間から時間を測ってみました。
写真を撮っていなければ1分で終わりです。
小さなパーツですから時間がかからないのは当然でしょうが、メッキパーツをさらっと簡単に仕上げられることを感じてもらえたでしょうか。
非常に手間がかかりますが、しっかりやっておけば後々違いが出ます!
ちょっとしたコツさえ分かれば誰でも簡単にできるのが、クリーティングコートを使った仕上げです。
是非、チャレンジしてください!
あらためて…今回使ったクリーティングコートは「ピッチレスコート」
直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(大:1個 小:1個)
- 竹串(1本)
コメント(現在はコメントできません)