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無理かな?と思うようなサビの落とし方を知る! 第2弾
今回は、ホンダ スーパーカブのサビが浮いたフロントキャリアを、ピッチレスコートでどれだけ綺麗になるかやってみます。
以前シフトロッドで試しましたが、「棒」だったので分かりにくかったかもしれないです。
そこで、今回は分かりやすい平面と細かい部分にできたサビがターゲットです。
こんなサビでも諦めちゃダメ。
仕上げ前の状態をチェック
もうここまでくると、一見してサビ。
最近、ボディの塗装部分にサビを描く人もいるようですが、これは本物のサビですw
ザラザラ。
以前、シフトロッドのサビが、簡単に落ちてしまったので結果は分かってるでしょうが、やりますよ(^^)
用意するクリーティングコートは「ピッチレスコート」
以下のタオルは別途ご用意ください。
- 拭き取り用タオル
拭き取り、仕上げ後の状態チェックに使います。
施工時の写真で登場するようなタオル、または一般的なフェイスタオル、それらに似た柔らかいタオルをご用意ください。 - 拭き取り用タオル
ピッチレスコートを塗るために使います。
普通の水彩用の筆か普通の歯ブラシで十分です。
ただ塗るためだけに使うので、使い古しでも構いません。
スポンジもタオルも茶色のサビが付くので、普段ボディ等に使うスポンジやタオルは使わずに、錆落とし専用のスポンジを用意した方が良いでしょう。
施工手順
サビには塗り置きが有効。
なので、たっぷりとピッチレスコートを塗るためにスポンジは使わずに筆でいきます。
塗り置きに必須のキャップ注ぎw
コツなんて無いです。こぼさないように、ってだけですw
あとは筆につけて塗っていくだけです。
ここまで塗れたらあとは、30分くらい放置です。
この放置が重要ですが、じっと見守っていても変化は分かりません。
その放置してまっている間に、スポークとかマフラーとか別の部分をやっておきましょう。
サビを擦って落とす
用意した竹串を使ってサビを擦っていきます。
今回の竹串の使い方は、柄の部分を使います。
持ち方は、軽く握ることができれば、持ちやすければどうやってもいいです。
もし、竹串のスベリが悪いときは、あらたに少しピッチレスコートを塗ってから擦ると、やりやすく効果も出ます。
まだまだ残っているので、その部分のサビをやっつけるとこうなります。
ですが、こんな仕上がりでは、すごく微妙。
これはもっとキレイにしなくてはなりません。
塗り置きで落ちやすくなったサビをもっとしっかり落とす!
今度は、歯ブラシを使って落とします。
先ほどキャップに注いたピッチレスコートを付けて、ワッシワッシ擦ります。
写真の中では、「塗ってなかった部分にピッチレスコートが塗られてる!」「落としたサビが復活してる!」ことがよくあるんですが、写真撮ってる最中に手順が変わったりとか、色々あるんですw
まずは右側の細かい部分から。
擦っていると感触も見た目も変わるはずです。
はじめと比べると違いがよくわかります。
ここまで変わってくれると満足ですw
少し凹んだ部分にちょっと残ってますが、何回かやればこれなら落ちますね。
この調子で、先ほど微妙な落ち具合だった真ん中をやってみます。
やりかたは全く同じ。
茶色いピッチレスコートをタオルで拭けば…
左側もいっちゃいます。
途中から茶色くなったピッチレスコートをタオルで拭いてますが、スポンジで拭いてからタオルで拭いても、どちらでもいいです。
スポンジで拭いたのは、ピッチレスコートを再利用したかったからなので。
そこまでの厳しい決まりは無いですw
仕上がりです!
あれ?他の部分の仕上げは?
他の部分にもピッチレスコートをたっぷり塗っていたのに、解説は?
って思いました?
もちろんちゃんと仕上げましたが、やり方がほとんど同じなのと、以前に紹介した「シフトロッドのサビ落とし」のやり方と同じなので、解説は省略しました。
他の部分の仕上げ方は、こちらで。
今回のサビ落としを簡単にまとめる
ピッチレスコートと、どこでも手に入るような竹串、歯ブラシを使ってサビを落とせます。
- ピッチレスコートをたっぷり塗る
- サビにピッチレスコートが浸透するのを待つ
- 竹串の柄や歯ブラシでサビを擦る
- 残ったピッチレスコートをスポンジやタオルで拭き取る
一度施工すれば、素材の表面にピッチレスコートの膜(これを保護膜といいます)が出来上がり、その膜は素材自体を保護し、サビを防ぎます。
しかし、時間とともに、また、洗車や雨の水に触れる度に、その保護膜は痩せていきますので、その膜を維持するように時々ピッチレスコートでお手入れしてください。
このサビ落としは、ちょっとしたコツと道具だけで、誰でもできます。
ただし、金属やメッキに深く侵食しているサビは落ちないか、落ちにくいか、落ちても素材にデコボコが残ります。これはやってみないと分かりません。
ですが、パーツを交換する前に、是非、チャレンジしてください!
施工方法など、よく分からない時は気軽に質問してください。
写真があればなお分かりやすいので、笠井工房Webサイトのお問い合わせフォームを使って写真を添付(5枚まで)してお送りください。
あらためて…今回使ったクリーティングコートは「ピッチレスコート」
直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(大:1個 小:1個)
- 竹串(1本)
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