2023年1月1日より、各クリーティングコートの付属品はスポンジと竹串のみになりました。タオルや軍手は各自ご用意ください。

スプレーの噴霧量が少ないと作業が大変。多めに出るものに切り替えるとかなり楽ですw

アドバイス

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過去に黒い鉄ホイールにたっぷりP8コートを吹きかけた例をご紹介しました。

この時に、吹きかけた量はどのくらいだったのかなと、ふと思ったので、スプレーの噴霧量(吐出量?)を調べました。

販売中のP8コートやP113の容器に使われているスプレーが実際にどのメーカーが作っているのか分からないので 同様の製品を作っているメーカーの竹本容器さんと、キャニヨンさんのそれぞれのサイトを参考にさせてもらいました。

もし異なるメーカーのスプレーだった場合は多少ズレがあるかもしれませんが、その点はご了承ください。

0.01g単位で重さが計れるスケールがあれば実際にテストしますが、持っておりませんのでね…

トリガー式はプッシュ式の約7倍の量が出ます

なんとプッシュ式よりトリガー式の方が約7倍も多く噴霧できるんですね。

プッシュ式だと、スプレーを押すのが約7倍大変になるということですw

P8コートをタイヤに使った時の量を計算する

ひとつの目安として、タイヤにP8コートを噴霧したときの量を計算します。

一般的なタイヤ1本に吹きかけるには、キャニヨンスプレーだと3〜4回噴霧するので、4回噴霧するとして4.4mL、それがタイヤ4本分だから17.6mLが必要になるということです。

超扁平タイヤなら2〜3回、それほど肉厚でなければ4回くらい
肉厚で大きめなら8〜10回くらい

肉厚のタイヤになると8〜10回はトリガーを引くことになるので、プッシュ式を使って同量噴霧するには約60回〜80回プッシュしまくるということです。

はじめに書いた鉄ホイールにキャニヨンスプレーで噴霧した場合、表面で5回、裏面で7回くらい、そしてタイヤに4回ずつの、5回+7回+4回×2(タイヤも裏表両面ありますので)だったので合計20回としましょう。

これを4本分なので、80回、量にして88mL使ったということでした。

大変…

プッシュ式だと600回以上プッシュしてもらうことになりますので、とにかく頑張っていただくか、500mL容器でラクしていただくか、どちらかでよろしくお願いいたしますw

スプレーを交換するのもアリ

プッシュ式よりもう少し噴霧量が多いスプレーがいいな、と思った時は、プッシュ式より多いけどトリガー式より少ない噴霧量のこんなスプレーを使うのもアリです。

ミニトリガー?コンパクトトリガー?そんな名前です

このスプレーも正確な噴霧量はわかりませんが、同様のスプレーで噴霧量を調べたところ0.3cc(引用:竹本容器 コンパクトトリガー)と書かれていたので、恐らくこれも同じくらいでしょう。

プッシュ式の倍の量ですね。

実際にP113を噴霧した感じ、確かに噴霧量は増えました。

P113より粘り気のあるP8コートでもたぶん同じように噴霧できるはずです。たぶんw

200mL容器の口径にぴったり合い、ストローの長さも丁度良かったので、容器はそのまま、スプレー部分を交換するだけで済みました。

容器も一緒に販売されていることが多いので、もし、容器の口に合わない、ストローの長さが短いとき(ストローが長いときはハサミで切ればOK)は、その容器に中身を移し替えて使いましょう。

容器の素材は、PE、PETなら大丈夫。

移し替えた場合はラベルが貼られていない殺風景な容器になりますが、ラベルが貼られていない容器もプロっぽくてカッコいいと思いますw

容器はそのままスプレー部分だけ交換できました
ストローの内径は、見た目2倍くらい

500mLに付くトリガー式のように、スプレーをOFFにする(トリガーが動かないようにロックを掛ける)ことができるので、保管時や持ち歩いた時に不意に中身が吹き出すことがなくていいですね。

白い小さなツマミをこの向きにするとトリガーが固定されます
ツマミを手前か奥に回すと解除されて噴霧可能に
手前でも奥でもどちらに回しても解除されます
よく目を凝らすとOPENと書いてある

トリガーを引く手の動きはプッシュ式より自然になるので、連続した噴霧がさらに楽です。

キャニヨンスプレーのように霧の細かさを調整できなくても、重宝しています。

他にも、もっと霧が細かくなるスプレーもありますので、使う機会がありましたら使ってみて、ご報告いたしましょう。

以上、スプレー選びの参考にしていただければ幸いです。

クリーティングコートのお求めはこちらからどうぞ

ご留意ください

各クリーティングコートで全ての素材、汚れをテストしたわけではありません。

場合によっては、汚れが落ちない、素材に跡が残る、なども考えられますので、初めてお使いになるときや、初めてお使いになる素材のときは、一度目立たない部位でお試しいただいて問題が無いことを確認してからお使いください。

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