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額縁のガラスをキレイにする方法を知る!
今回は、ホコリとカビで汚れてしまった額縁をキレイにする方法を解説します。
30年以上放ったらかされた額縁は、全体がホコリとカビで覆われて残念な状態に。
中の絵がよりいっそう残念に見えるのです。
どんないい絵でも残念に見えます。
ですから、やるならガラスから縁から全てキレイにしていきましょう!
仕上げ前の状態をチェック
ひとつお断りしておきますが、仕上げ前の状態をチェックする前に、中身の絵には目をつぶるようお願いいたします。
状態を確認してみると、ガラス、縁、マット、全部に汚れ、ホコリ、カビが満載です。
この額縁は、絵以外に、ガラス、マット、枠からできており、一気にお手入れ方法を解説すると長編になるので、「ガラス」「マット」「枠」それぞれを分けて解説します。
読むのも大変ですが書くのも大変なので、分けさせてもらいましたw
今回は、ガラスの施工方法を解説します。
マットと枠の施工方法はこちらをご覧ください。
用意するクリーティングコートは「窓ガラスコート」
直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(2個) ※80ml入りの場合は1個
- 竹串(1本)
<BASEの商品ページを見る>
以下のタオルや軍手は別途ご用意ください。
- 水洗い用タオル
ガラスの汚れを水洗いするために使います。
施工時の写真で登場するような一般的なフェイスタオル、それに似た柔らかいタオルなどを、2枚ご用意ください。 - 拭き取り用タオル
塗って乾いた窓ガラスコートを拭き取る時に使います。
施工時の写真で登場するような一般的なキッチンタオル、それに似た柔らかいタオルなど、いずれかを2枚(粗拭き用・仕上げ拭き用)ご用意ください。
粗拭き用タオルとして、凸凹したワッフルタオルがあると施工しやすいです。 - 滑り止め付き手袋き(軍手)
タオルで拭き取る時に手が滑ることがあるので、滑り止めが付いた手袋をはめて使います。
ゴムの滑り止めが付いた軍手をご用意ください。
拭き取り時にタオルが滑らなければどのような手袋でも構いません。
施工手順
窓ガラスコートに汚れをしっかり吸着させれば、あとは簡単。
拭き取るだけ。
不思議と透明感もアップするんですw
施工前に、分解してガラスを取り出す
取り出し方は、額の裏蓋を外せば一緒に外れるので簡単ですが、ガラスの端で手を切らないように、手袋をはめて外してくださいね。
分解の仕方は他の額縁も似たようなもんでしょね
施工時は、汚れても構わない敷物を敷いた上にガラスを置いて施工してください。
また、厚みがあって沈み込むような敷物の上に置くと、置いたガラスに無理な力がかかった時にたわんで割れる可能性があるので、沈み込みにくいものを敷いて施工してください。
水洗いしておおまかに汚れを落とす
事前に水洗い用タオルを用意しておきます。
こちらのブログで水洗い用タオルの作り方を説明していますので、参考にしてください。
水洗い用タオルで汚れを浮かして、拭き取り用タオルで水滴を拭き取るだけです。
ここでは簡単に汚れを落とすだけなので、うまく水滴が吸い取れなくて多少残っても問題ないです。
残っている汚れは裏面ですかね
窓ガラスコートを使う前に
窓ガラスコートは、汚れを吸着してくれる成分が容器底に沈殿しやすいので、使う前に、しっかり沈殿物を溶かしておきましょう。
シェーカーみたいに振れば、楽しいだけでなく、しっかり撹拌されます
これで準備が整いました
窓ガラスコートで汚れを落としてツルピカに
窓ガラスコートをしっかり塗って、乾いたら拭き取る。
これだけですから、早速いってみましょう。
しっかり塗って塗って塗りまくる
多く付け過ぎないように
塗る際のコツは…ただただ塗るだけ。
付いている汚れをしっかり落とせるように、塗り残しが無いようにすることがコツでしょうか。
多少力を入れて塗ってもいいですが、中には、ガラスが薄い額縁もあるのでご注意ください。
新しいスポンジはとても引っかかりやすいので、やや多めに窓ガラスコートを付けてゆっくり塗り込むようにすると塗りやすいです。
もしスポンジの滑りが悪いときや窓ガラスコートが足りないと感じたときは、適宜付け足して塗り込んでください。
上で「多く付け過ぎないように」と書きましたが、たっぷり付けて塗ったとしても、この後の乾かす工程で時間が掛かるのと、拭き取りに手間がかかるだけ。
ガラスにシミができてしまうなどの心配はありません。
よく見るとまだ乾いていないので、しっかり乾くまで少し置きます。
乾かないうちに拭き取ると、窓ガラスコートの効果を発揮できないのと、拭き取りに手こずるので、真っ白になるまで乾かしましょう。
拭きたい気持ちは分かりますが、乾かしましょう。
辛抱です!
こうなればあとは拭くだけです。
拭き残しなく丁寧に拭く
滑り止め付きの手袋をはめて、粗拭き用タオルと仕上げ拭き用タオルを用意すれば準備万端。
どちらのタオルも手のひらサイズにたたんでおきましょう。
ヤスリで言えば粗め
ヤスリで言えば細め
多少拭き残しがあってもOK
例の「縦横円」を描いてしっかり拭きます
拭き残しが無いように同じ所を何度も何度も拭いて、白い窓ガラスコートが無くなれば仕上げ拭きは完了です。
ですが、裏面の汚れが見え隠れしてますので、まだスッキリとは綺麗になってません。
裏返して仕上げます!
たぶん裏側のはずです…
あとは同じように塗って乾いたら拭き取りをします。
と言いたいところですが…
窓ガラスコートを1回使っただけでは落ちなかった頑固さんがいました。
そんな頑固さんですが、
(たったこれだけを拭き取るだけなので、わざわざ粗拭き用タオルを使う必要は無いかも)
全体を見れば、左半分がスッキリ・クッキリしたことが分かります。
あとは、同じように残りの半分を仕上げてしまいましょう。
すみません。
残り半分は超スピードアップしましたw
(写真を拡大してチェックしてください!)
バッチリでした!
今回の額縁のガラスをキレイにする方法を簡単にまとめる
窓ガラスコートを塗って乾いたら拭くだけ。だたそれだけです。
- 窓ガラスコートをスポンジに付ける
- ただ塗って擦る
- 乾いたらに拭き取る
手順はたくさん書きましたが、結局やっていることは同じことの繰り返しなので、難しいことなんて何一つありません。
塗って乾いたら拭くだけ。
塗って乾いたら拭くだけですよ。
何回も書いちゃいますw
塗って乾いたら拭くだけ。
です!
次回は、マットと言われるこの白い部分の仕上げです。
あらためて…今回使ったのは「窓ガラスコート」
直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(2個) ※80ml入りの場合は1個
- 竹串(1本)
<BASEの商品ページを見る>
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