この記事は約 4 分で読めます
バケツ1杯の水洗いで使うタオル
バケツ1杯の水洗いでは水とタオルしか使わないので、洗車の準備も洗車も後片付けも、全部楽ちんです。
準備はバケツに水を入れてタオルを濡らし、洗車中はご存知?の通り2枚のタオルを交互に使って水滴を拭き取るだけ。
後片付けは、タオルの汚れを水で洗い流して終了です。
水道からホースを引っ張りまわさないだけでも、楽です。
でも、そんな楽な水洗い方法でも、時期によっては若干面倒なことがあるんです。
普段のタオルの保管方法は簡単
水洗い用のタオルは、基本的に乾燥させません。
乾燥させてしまうと繊維が硬くなることがあるので、ずっと湿った状態にしておきます。
天日干ししたタオルがバリッバリに硬くなって、肌触りが痛かったことがある人も多いハズ。
あのようになると、水を含ませたとしても硬さが残ってしまいキズの原因にしかならないので、もう洗車には使えません。
だから、基本的には乾燥はさせません。
ずっと湿った状態って?
水をはったバケツに浸けとくだけ。
これならタオルも硬くならないし、すぐにでも水洗いできます。
ただし、これは頻繁に水洗いする人限定です。
長期間使わない時は要注意
特に、暖かい時期は恐ろしいことが起こりますので要注意です。
バケツに水をはってその中にタオルを入れた状態で長期間(2週間とか)放置すると、寒い時期なら問題ありませんが、暖かい時期だと2~3日でも水とタオルが腐ります。
いくら水道水を使っていても、タオルには多少なりとも汚れが残っているので、気温の高い場所に置けば腐ります。
一緒に中に浸けてあったタオルも変色してヌルヌルになって…大変なことになるのです。
ニオイもキツイので、その状態を見ただけで水洗いする気は無くなるでしょう。
これは絶対写真では紹介できないひどい状態です。
なので、写真は載せません。
自分でも見たくないです…
2~3日、間が開く場合はこれでも大丈夫
毎日30度を超えるような今の時期は、バケツを置く場所にもよりますが、温度が下がらない場所だとたった1日でも腐るので、水をはったバケツに浸けておくことはできません。
何週間もそのままにしておくことは無理ですが、2~3日であれば「タオルを軽く絞って、空のバケツに放置」することで保管できます。
2~3日経っても乾燥しない程度の水分だけタオルに含ませて置いておけば、バリッバリのカッチカチにはならないです。
含んでる水の量が少ないから腐りにくいのでしょう。
できれば乾燥させない方がいいけど…
2週間とか1ヶ月とか長期間あく時は、時々タオルを水洗いしてあげると腐らせずに持たせることが出来ます。
タオルのために面倒くせー!って言う人も中にはいます。
たぶん、ほとんどの人がそう思うはずだし、自分も仕事じゃなかったらそう思いますね。
そんな人のための最終手段は、乾燥させちゃってください!
もうそれしかありません。
でも、乾燥させる時には、必ずやってほしいことがあります。
第1に、タオルを振ってパイルを立たせる
表現が難しいですが、タオルのパイル(ループ状になってるやつ)をしっかり立たせます。
しっかり絞ったタオルを2つ折りにして、タオルの端を持って膝に何度も打ち付けることで、パイルが立つんです。
この状態で乾かすことができれば、また水に浸せば柔らかい状態で使うことが出来ます。
第2に、涼しい日陰で陰干しする
日向で急激に乾燥させるとバリバリになるので、出来るだけ涼しい日陰でゆっくり乾燥させます。
乾燥させる際は、せっかく立たせたパイルが潰れないようにハンガーに吊るし、洗濯バサミで止めるときはタオルの耳の部分を挟むようにして干してください。
これで、乾燥させてもタオルが硬くなりにくいはずです。
第3に、元に戻すときは水をしっかり染み込ませる
実際に水洗いをする時は、しっかりタオルの隅々まで水を行き渡らせてから使ってください。
使い込んだタオルは、丁寧に乾燥させてもしっかり水を含ませても、元の柔らかさに戻り難いので、戻しても硬さが残るようなら新しいタオルをおろしましょう。
水洗いタオルに柔軟剤はダメ
柔軟剤は肌触りを良くしたり、柔らかくなったようにみせることができますが、水の吸収は格段に悪くなるので、柔軟剤は使わないでください。
最近は柔らかさと水の吸収の良さを両立させた製品があるのかな?
ま、使わないに越したことはありませんね。
柔軟剤の替わりに酢を使った洗い方もあるので、興味のある方は試してみてもいいでしょう。
こんな感じで少々保管が面倒かもしれませんが、うまく保管して洗車を楽しんでいただければうれしいです。
コメント(現在はコメントできません)