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- Q水洗い用タオルをうまく保管できません。保管方法を教えてください。
- A
タオルをバケツの水に浸したまま、または、タオルに少量の水を含ませたまま、気温の高くならない場所で保管します。
バケツ1杯の水洗いでは、普通の綿のタオルを使って水洗いしますが、そのタオルを次の洗車まで保管するのが難しいということで頂いたご相談です。
洗車用ではなくても、普段ご家庭でタオルを洗濯したあとに干してから使いますが、気温が高い日や直射日光に当てて乾かした後は、タオル全体が硬くなってしまいます。
タオルの繊維がガサガサになって、手触りも硬いし顔を拭いたときなんかは痛いこともあるほど。
干し方、乾燥のさせ方が悪いとこうなってしまうんですね。
そんなことが繰り返されたタオルは、繊維が傷んでしまっているので、水を含ませても柔らかくならないことが多いんです。
保管方法は単純
バケツ1杯の水洗いで使うタオルも同じで、乾燥を繰り返すとタオルが硬くなることから、保管方法がちょっと違います。
できるだけ乾燥させないようにするにはどうするか。
答えは単純で、ずっと水を含ませておけばいい。
単純ですw
ガンガン水が蒸発するような環境でも、大きなバケツに水をたっぷり入れておけば大丈夫。
そんな環境は滅多にないので、基本はこれですね。
- 洗車後の使い終わったタオルを、よくもみ洗いして、タオルに含まれた汚れをある程度落とす
- 普通の小さなバケツ(6Lもあれば十分)に水を半分ほど入れて浸ける
- バケツを気温が高くならない日陰・暗所に置く
タオルを水に浸す保管方法には注意が
頻繁にタオルを使わない場合、長期間水に浸しておくと水が大変なことになります。
気温が高い時期になると、長くて3~4日、短いと1日足らずで腐ったようになるのです。
いくら日陰・暗所で保管したとしても、気温が高いとなりやすいのです。
こうなると、タオルに黄色や茶色の変な何かが付くし、酷い腐臭もするし、ヌルヌルするし…ほんとに気持ち悪いです。
ですから、水に浸けて保管する場合は、上の保管方法をしつつ、2~3日毎に水を替えてタオルを洗うようにしてください。
気温が低くなっても、10日前後したらやったほうがいいですね。
- 気温が高い時期は、2~3日毎に水を替えてタオルを洗う
- 気温が低い時期でも、10日前後で水を替えてタオルを洗う
これでOKです。
頻繁にタオルを洗うのは面倒くさい…
洗車を仕事にしている人たちや毎日のように洗車している猛者たちは、水が腐る前にタオルを使うので問題ないのですが、週1回や隔週などで洗車をする方だと、定期的に水を替えてタオルを洗うのはキツイ。
ほとんどの人がそうだと思います。
お盆休みのように何日も家を空けることがある人も多いですが、こうなると、さあ大変。
家に帰って洗車をしようとバケツを見たら大惨事になってるなんて、想像もしたくない。
そうなると、もうバケツを持ち歩かないといけなくなっちゃいます。
これでは大変なので、対策を2つ。
タオルに少量の水を含ませた状態で保管する
バケツには水をはらずに、タオルを洗った後に、軽く絞った状態にして保管するということです。
バケツ1杯の水洗いでは、水洗い用タオルと拭き取り用タオルを用意します。
水洗い用タオルは水をたっぷり含ませたタオルで、拭き取り用タオルは硬く絞って水をあまり含んでいないタオルです。
この2つのタオルのちょうど中間、タオルに水がそこそこ含んだ状態にして、保管するということです。
水洗い用タオルをもう少し絞ったくらいの状態ですかね。
あまり硬く絞りすぎると、スグに乾燥してしまうので、乾燥しにくい程度の水の含ませ方です。
水を少量含んだタオルができたら、バケツに入れて、日陰、暗所に置きます。
この場合は、水をはったバケツに保管する場合に比べると早めに乾燥しますので、たまにはタオルを洗って水を含ませておきましょう。
また、フタで閉めることができるバケツであれば、フタは完全には閉めずに、軽く閉めておくだけにします。
さすがに冷蔵庫(冷蔵室)でタオルを保管しているといった話は聞いたことがありませんが、冷蔵室内は5度前後らしいので、適しているとは言えます。
が、やはりちょっと…
乾燥させて保管する
使用後のタオルは、丁寧に洗ってください。
洗った後は、高温にならない風通しがいい日陰で時間をかけて乾かします。
何度か使用したタオルの場合は日陰で乾燥させたとしても硬くなりやすいですが、それでも日向で乾かすよりもマシです。
水洗いで使う時は、事前に水に浸しておき、十分に時間を掛けてタオルの繊維が柔らかくなるまで待ってから使うようにしてください。
超普通すぎてわざわざ書くまでもなかったですw
ただし、長い間使い続けたタオルを乾燥させると、長時間水に浸しても部分的に硬いところが残ることがあるので、そうなったタオルは引退させてください。
水に浸しておくにしても、少量の水を含ませておくにしても、とても手がかかりますので、普段のタオルの管理が面倒なときは、乾燥させても構いませんが、使う前は、くれぐれも水に浸して柔らかくなってからお使いください。
そして、もしタオルを触ったときに硬い部分が見つかったら、そのタオルは使わず、別のタオルを使ってください。