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- Q窓ガラスコートでガラスのウロコは除去できますか?
- A
ウロコ状になった水アカは除去できません。
窓ガラスの表面をよく見るとウロコ状の汚れというかシミというかが付いているのを見たことがあるかと思います。
雨が降った後にそのまま放ったらかしておくと輪状やウロコ状に残るアレです。
詳しくは、色々検索してもらえればたくさん解説が出てきますので、そちらをお読みください。
で、この跡は、極軽度のものなら窓ガラスコートを何度か使っているうちに取れることもありますが、それ以上のものは取れません。
パッと見すぐ分かるような固着してしまったウロコ状の水アカを、窓ガラスコートで除去することは100%無理です。
窓ガラスコートには強力な研磨剤や溶かすような薬剤が入っていないため、固着した水アカを削り落としたり溶かすことができないからです。
ウロコ状になった上にさらに水アカがついて…を繰り返したガラスは、研磨屋さんでも難儀するほどです。
研磨以外にも溶かして除去する方法もありますが、ウロコは消えたものの、溶かしたときに付いたシミ状の跡が残ってしまったガラスを何度も目撃していますので、お気をつけください。
ウロコ状の水アカが付いたガラスは、汚れ、油膜などが付きやすく、夜や雨の日になると視界が悪くなります。
ギラギラするし、透明感は無いし、運転に支障が出るくらいです。
でも、そんな水アカが付いた状態でも、窓ガラスコートで普段からケアしておけば、水アカが除去できなかったとしても、そういった見にくさは改善します。
ですから、キレイな視界を確保するために、普段からのお手入れを欠かさないことです。
定期洗車を依頼してくださるお客さまで青空駐車をしている車の窓ガラスには、そこまでの水アカは付いていません。
隔週や毎週といった短期間で定期的なお手入れをしているからです。
当然ながら、屋根付き駐車場に停めている車には、まず付きません。
水アカが付かないように、雨の後はできるだけ早く水滴を拭き取るようにしてください…
なんてことができればいいのですが、天候の影響を受けやすい駐車場や、手をかけられる時間が少ない場合は、難しいです。
それでも、気がついたときに水滴を軽く拭き取るだけでも変わりますので、面倒臭がらずにやっていただきたいですね。
できれば、たまには窓ガラスコートでメンテナンスしていただけると嬉しいですw