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たびたび登場するドアノブ。もう3回目くらいでしょうかね。
今回もなかなかの変わり方だったので、解説していきます。
飽きずに見て頂けると「自分の車も同じ車種だ!同じ色だ!」って参考になるかもです!
ドアノブに付いた擦り傷の除去方法を知る!
ボディの中で直接手を触れることが多い(一番多いと言っていいかも)のがドアノブなので、爪で傷をつけてしまうことがよくあります。
そのキズには汚れも溜まりやすいので、車両によっては大変な状態になっているものまであるので、どのように対処するかやっていきましょう。
仕上げ前の状態をチェック
シルバーは汚れや傷が目立ちにくいと言われますが、ここまで目立ってます。
傷が深そうなので、引っかいた跡は残るかもしれませんが、他人には気づかれない程度の綺麗さになるはずです。
用意するのは「ピッチレスコート」
この症状にもいつも通りのピッチレスコートで対応します。
以下のタオルは別途ご用意ください。
- 拭き取り用タオル
拭き取り、仕上げ後の状態チェックに使います。
施工時の写真で登場するようなタオル、または一般的なフェイスタオル、それらに似た柔らかいタオルをご用意ください。
広い面積も狭い面積もキズ消し(傷隠し)の基本は同じ
ボンネットであろうとドアノブであろうと、ボディはボディなので、ドアノブの傷が消せればボンネットの傷も消せます。
時々出てくる「傷を消す」という言葉を聞くと、傷を削り取って消していると思われがちですが、ピッチレスコートには研磨剤・コンパウンドは一切入っていないので、いくら擦っても「キズを削り取る」ことはありません。できません。
傷の入った塗装やコーティングそのものを削って傷を無くしているわけではないのです。
ピッチレスコートの特徴は以下の通りなので、お間違いがないようによろしくお願いします!
- キズに詰まった汚れを落とす
- キズを埋めて目立たなくする
- 艶を出してさらに目立たなくする
事前準備
まだ使っていない新しいスポンジは固くキズを入れやすいので、新品スポンジを使う場合は、事前にスポンジにピッチレスコートを馴染ませて表面を柔らかくしておきます。
また、初めてピッチレスコートを使う場合は、スポンジを押さえる力加減や、これから頻繁に出てくる「スポンジ戻し」の練習をしてください。
いきなり本番は危険です。
はやる気持ちを抑えてスポンジ作りと練習をしてから挑みましょう。
施工手順
ピッチレスコートが持つ汚れを落とす効果とキズを埋める効果をうまく使えば、傷が目立たなくなるハズです。
容器をよく振ってから、容器の口にスポンジをあてがい容器とともに1度上下に振ります。
少々変な付き方しましたが、これでも問題なしです。
まず、左半分のキズを消していきます。
違いを見やすくするために半分ずつ仕上げますが、面積が非常に狭く半分ずつ施工するのはやりにくいので、実際にやるときはドアノブ全体を一気に施工してください。
違いを見ながら施工したい人は半分ずついきましょう。
左半分を攻める
10秒ほど擦ればきれいになっているはず。
このように、軽くピッチレスコートを塗って拭くだけで、傷が目立たなくなりました。
ですが、深いキズは埋まりきりません。
汚れが落ちて、少し埋まって、目立たなくなっただけです。
出てきますでしょ?
でもでも、目立たなくさせるだけでも十分な感じ(と思わない人はそう言い聞かせてください!)
残り右半分を攻める
ピッチレスコートは付け足さなくても、左半分仕上げたときに付けたピッチレスコートだけでも十分いけるはず。
多く付け過ぎても、ただ施工しにくくなるだけです。
ピッチレスコートを多く付けたからといって一層キレイになるわけではないので、あくまでも適量を付けるようにしてください。
「多く付ければキレイになる!」 の考えは頭から削除してください。
そして、タオルで仕上げ拭きしたときの質感を必ずチェックしましょう。
指先、指の腹でしか確認できませんが、初めて使う方は今まで経験したことがないツルッと感を感じるはずです。
初めて使う人には「ドアノブで試してください!!」とお伝えすることがありますが、それは、すぐにキレイになるし質感がすぐにチェックできるし、初めて使っても簡単に仕上げられますのでオススメしているのです。
キズが完全に無くなったわけではない
先ほども書きましたが、キズが綺麗さっぱり無くなったわけではありません。
残念ですが、深いキズは薄くはなっても残りますので、このようなキズをもなくしたい人は、ここまでの状態まで放置せずにケアしてください。
ピッチレスコートであらかじめ仕上げておけばツルツルした状態になるので、比較的傷は入りにくくなります。
爪が触れたとしても、スベるのでキズが入りにくくなるのですね。
定期的に仕上げていればピッチレスコートの層がしっかり厚いまま維持できるので、余計にキズが入りにくくなるのです。
絶対に傷が入らないことはありませんが、入りにくくりますのでお試しください。
ピッチレスコートは、ピッチレスコートの層がある程度固まってからでないと重ね塗りしても厚みが出ないので、ピッチレスコートが安定する1週間ほど空けけてから重ね塗りするようにしてください。
あらためて…今回使ったのは「ピッチレスコート」
直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(大:1個 小:1個)
- 竹串(1本)
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