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反射板の凸凹に詰まった汚れ・ワックスの除去方法を知る!
今回は、テールライトや反射板などの細かい凸凹(主に文字の部分)に詰まった汚れやワックスを取り除く方法を、解説していきます。
ここがキレイになっていると「やるな!」と思われます。
よほどの人でないとここまでの仕上げをすることはありませんが、やっておくと「おっ!」と思われます。
「おっ!と思うだけ」だと思いますが、キレイに越したことはありませんので、今回取り上げました。
自己満足で終わりますが、それでいいんです!
仕上げ前の状態をチェック
この車は平成元年登録のそこそこ古い車です。
このパーツは頻繁に取り替えるものではないのと、交換したことが無いということなので、28年前(2016年現在)のパーツ、素材です。


汚くはないですが、これでも案外汚れが多く溜まってるんです
用意するのは「ピッチレスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(大:1個 小:1個)
- 竹串(1本)
以下のタオルは別途ご用意ください。
- 拭き取り用タオル
拭き取り、仕上げ後の状態チェックに使います。
施工時の写真で登場するようなタオル、または一般的なフェイスタオル、それらに似た柔らかいタオルをご用意ください。 - 歯ブラシ
細かい凸凹に詰まった汚れをかき出すために使います。
歯ブラシは普通の歯ブラシ(できるだけ柔らかいもの)で構いません。
刷毛や、豚毛の歯ブラシなどがあるとより良いです。
色々な汚れが落とせるP113でもよかったのですが、「ワックス=詰まる」ではないことお伝えしたかったので、あえて液体ワックスと言われるピッチレスコートを使ってます。
液体ワックスも細かい部分には詰まると思われてますからね。
施工手順
ピッチレスコートが持つ汚れに浸透する力、汚れを除去する力、をしっかり使います。
使い方は歯ブラシメイン。スポンジはふき取りのみ

歯ブラシメインなので、ボトルのキャップにピッチレスコートを注いで付けながら使います。
ボトルに歯ブラシを突っ込んでもイイですが、付け過ぎやすいので、キャップを使いましょう。

ブラシの根本まで付けると、作業しにくくなるほど付くので、先っちょだけで

歯ブラシは軽く押し当てるだけで充分です。
写真でもブラシがほとんど曲がってませんよね?
凸凹が細かいので、スポンジと同じく、縦横円を描いてブラッシングします。
上の写真のように、凸凹に対して垂直に(真上から)擦るだけでなく、凹んだ隅の部分も擦れるように斜めからも擦ります。
分かりにくいですね…
よく、歯医者さんにある歯磨きのポスターで、歯茎と歯の隙間を「45度で磨く」のように書いてあるの見たことありますか?
それですw



…あまり代わり映えしない?
確かに写真では伝わってないかもしれないので、続いていきましょう。








細かい部分の汚れ、いかがでしょうか?
ミカンのようんsマークに詰まった汚れも落ちましたかね?

と、思ったのですが、拡大してみると…

えー、そんなとこまで?って思いました?
でもですね、他がキレイになると、こういった細かい部分が見えちゃうんです。
だから、こんな重箱の隅を突くようなこともします。
徹底しないと面白くないですものねw
で、こんな細かい部分は、今までの歯ブラシでもできそうですが、ちょっと厳しいことも。
特に、「A」のようにかなりの鋭角具合だと、ブラシ先っちょが尖ってないと厳しいので、先が尖った歯ブラシを使います。
2種類の歯ブラシを用意したのは、そのためです。
「毛先が球」は使いませんw



やりました!
ちょっと道具を工夫するだけで、いい感じに仕上がりましたw
残るはNISSANのマーク。


もし、ブラシにピッレスコートが少ないようならちょっと付けましょう





「A」や「N」の鋭角部分は、先ほどの尖った歯ブラシを使ってみましょう。
パッと見、新品です!


それなりでいいと思う人からは、「そこまで見てないよ!」なんですが、細かい部分までキレイにした時は、遠くから見た時にも違いが出ます。
それなりでいいと思う人でも、どこっていわれてもよく分からないけど、なんだか違う、ってなるんですよw
だから、やれるんだったらやった方がいいと思います。
たいして難しくもない使い方なんですからw
ブラシを使うからキズが心配
ですよね。
ピッチレスコートは、塗ったそばから表面に膜(保護膜って言ってます)を作り、スベる質感に変えてくれるので、非常にキズが入りにくくなります。
ですが、キズが絶対に入らないなんてことは「絶対にない」ので、キズのことも考えて、できるだけブラシを垂直には当てずに軽ーくブラッシングするんですね。
ピッチレスコートが汚れを溶かして柔らかくしてくれる効果も相まって、より軽いブラッシングで済むんです。
もし気になる人は、ナイロンの柔らかめ以上にやさしい、豚毛、馬毛のブラシや筆や刷毛を使って施工するといいでしょう。
毛が柔らかいので少々時間はかかりますが、よりキズは入りにくいです。
いずれ、ブラシの解説もしてみます。
今回の汚れ落とし方法を簡単にまとめる
ピッチレスコートが汚れに届けば、まず落とせます。
- ピッチレスコートを歯ブラシに付ける
- 軽くブラッシングする
- 垂直、水平、斜め、色々な角度でブラッシングする
- 最後にスポンジ戻しをしたら、タオルで拭き取る
細かい凸凹に入り込んだ汚れなので、その汚れにピッチレスコートが届きさえすれば、塗料などの強力に密着した汚れでない限り落ちます。
もう気付いた人がいると思いますが、実は、この反射板のネジ穴部分の仕上げ忘れてるんです。ナイショですが…
あらためて…今回使ったのは「ピッチレスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(大:1個 小:1個)
- 竹串(1本)
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