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窓ガラスコートを使った鏡のお手入れ方法を知る!
窓ガラスコートを使った鏡のお手入れ方法を解説します。
鏡や窓ガラスのお手入れは、窓ガラスコートに任せましょう。
以前は、ホテルの小さな鏡のお手入れ方法を解説しましたが、今回の鏡は少し大きめ。
ですが、方法は全く同じなので、解説も同じですw
仕上げ前の状態をチェック
分かりにくいですが汚れていました。
写真では確認できませんが汚れています。
用意するのは「窓ガラスコート」
<BASEの商品ページを見る>
以下のタオルや軍手は別途ご用意ください。
- 拭き取り用タオル
塗って乾いた窓ガラスコートを拭き取る時に使います。
おおまかに粗く拭くための粗拭き用タオルと、拭き残しが無いように丁寧に拭くための仕上げ拭き用タオルの、計2枚を使います。
施工時の写真で登場するような一般的なキッチンタオル、それに似た柔らかいタオル、ウエスをご用意ください。 - 滑り止め付き手袋き(軍手)
タオルで拭き取る時に手が滑ることがあるので、滑り止めが付いた手袋をはめて使います。
ゴムの滑り止めが付いた軍手をご用意ください。拭き取り時にタオルが滑らなければどのような手袋でも構いません。
窓ガラスコートを使う前に
鏡にたくさん汚れが付いていたら、例のバケツ1杯の水洗いで水洗いしておきましょう。
タオル2枚を使って洗う方法ですね。
水洗い用タオルで水洗いしてから、拭き取り用タオルで水滴を拭きます。
水洗い中は水滴が流れ落ちることもあるので、鏡の下にタオルやマットを敷いておくことをオススメします。
床がビチャビチャになっちゃいますので。
仕上げる前なので、鏡に付いた水滴がキレイに拭き取れないのは仕方ありません。
窓ガラスコートは水滴が少し残っているくらいなら仕上がりには影響しませんので、小さな水滴が多少残っていても気にしないでください。
影響するといったら、窓ガラスコートを乾かす時間が少し伸びるくらいでしょうか。
ただし、たっぷり水滴が残っていると窓ガラスコートの効果が弱まりますので、拭き取れるだけ拭き取っておきます。
どうしても拭き取れずに残ったものは気にしない、ということでお願いします。
表面にホコリが付いている、手の跡が付いている程度の軽い汚れのときは、水に浸してから固く絞ったタオルでザッと拭くだけでも構いません。
施工手順
窓ガラスコートを塗り広げて白く乾いたらタオルで拭き取るだけの基本仕上げです。
これで透明感があって奥行き感も出る鏡になるわけですが、たっぷり塗れば一気にキレイになる!ってことは無いです。
適量を使ってお手入れするのがキレイにするための近道です!
そして、できれば定期的に施工するのがきれいな鏡を維持するコツです!
容器をよく振って、底の沈殿物(とても大切な成分が含まれていて、素敵な働きをしてくれます)をよく溶かしておきましょう。
この沈殿物はに含まれる成分が汚れを吸着して固まるので、沈殿物をよく溶かしておかないと効果が減ります。
よく溶かしましょう。
スポンジの端から端まで、窓ガラスコートのスジが1本できるくらいの量を付けます。
塗っている最中に引っかかるような重いような感じがしたら、そのまま無理はせずに窓ガラスコートを付け足します。
引っかかるような感じのまま塗っても窓ガラスコートの塗り残しができる=仕上がりに差が出るだけなので、必ず付け足してください。
特に初めて施工する鏡の場合は、少ない量を塗るより多めに塗る方が遥かにいいです。
あとはこれの繰り返し。
何度か付け足せば、付け足す量がだんだん分かってくるので、臨機応変に量を調節してください。
今回のように壁にある鏡の場合は、壁紙に窓ガラスコートが付かないようにしてください。
平滑な壁紙であれば付いても拭き取れば問題ないことがほとんどですが、ざらついた壁紙や土壁・砂壁の場合は跡が残る可能性がありますので、壁の種類に関係なく鏡と壁の境目周辺は気をつけながら塗ってください。
また、鏡や窓ガラスには、このようにシールが貼ってあることがありますよね。
このシールは表面が起毛してます。
こういった表面がラミネートされてないシールに塗ると、起毛の場合は窓ガラスコートを吸ってシミになったり、紙の場合は表面がシミになったり剥がれはじめることもあるので、ラミネートされていないシールには塗らないでください。
車でいえば、車検のツルツルしたシールはOKですが、点検の紙のシールはNG。
初めて仕上げる鏡、初めて使うスポンジ、より多くの汚れが付いている時は、スポンジが引っかかるようになって滑りません。
ときにはスポンジが引っかかってすっ飛びますw
そのように塗り拡げにくい時は、少し多めに窓ガラスコートを付けて塗るか、ゆっくりスポンジをすべらせるか、スポンジの端をつまみながら押さえつけるか、してみましょう。
徐々にスポンジ表面が柔らかくなっていくので、しばらく塗り続ければ塗りやすいスポンジに変わっていきます。
あとは乾くまで待ちましょう。
よく乾かす=汚れがしっかり吸着するので、焦らず乾くのを待ちます。
塗りすぎた時は時間がかかりますので気長にお願いしますね。
全体が白く乾けば、あとは拭き取るだけ。
拭き取る時は、乾いて窓ガラスに貼り付いた窓ガラスコートをタオルで掻き落としていくので、タオルが引っかかりやすくなります。
そこで、滑り止めが付いた手袋をはめて拭き取れば、手とタオルとの摩擦が増えるので、乾いた窓ガラスコートにタオルが引っかかっても、掻き取りやすくなるのです。(表現が微妙に分かりにくいので、分かりやすい書き方が思いつき次第、書き直しますw)
透明感が出ると立体感が違う感じがするんですよね。
この状態、いかがでしょうか。
施工前後で写真の撮り方が少し違うので、違いが分からないかもしれません。
が、確実に変わっています。
その違いを見たいという方、実際に使ってみてくださいw
これで家の中も明るくなったように見えるから不思議です。
今回の鏡は、写真を撮りながらでも施工時間は約10分。
塗り・拭き作業よりも窓ガラスコートが乾くまで待つ時間の方が長いので、実際の作業時間は5分もかかっていません。
今回の施工方法を簡単にまとめる
- 水洗いで大まかに汚れを落とす
- 窓ガラスコートをスポンジに付ける
- 塗り残し無くしっかり塗る(縦横円を描いてもいいです)
- 乾いたら、タオルで拭き取る
以前に住まいの窓ガラスやホテルの鏡で解説したことと、全く同じです。
基本は全く同じ。変わりません。
あらためて…今回使ったのは「ピッチレスコート」
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塗り・拭き作業は、足や腕を伸ばしたり屈んだり体を使うので、ストレッチや運動がてら鏡のお手入れをしてはいかがでしょうか。
お住まいの鏡以外でも、お店、ダンススタジオ、ジム、美容院などのたくさんある鏡にもオススメです。
そして、この窓ガラスコート、2回目以降の施工は作業時間が徐々に短縮するし、使う量も減りますので、ぜひお試しくださいw