2023年1月1日より、各クリーティングコートの付属品はスポンジと竹串のみになりました。タオルや軍手は各自ご用意ください。

ガラステーブルの天板のお手入れ。すりガラス以外のガラス製品が得意!

住まいのお手入れ

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今回は、住まいによくある天板がガラス製のテーブルを窓ガラスコートでお手入れします。

ガラステーブルのお手入れ方法を知る!

汚れ・手アカ・ホコリが目につくガラス製の天板が簡単にお手入れできることを、ぜひ体感してください。

しかも、一度でもお手入れしておけば後の普段のお手入れがどれだけ楽になるのか!ってことも感じてもらえたら嬉しいです。

仕上げ前の状態をチェック

テーブルとして使われていれば飲み物のこぼした跡や手アカが付き、机として使われていればマジックや万年筆のインク、糊の跡、…色々な汚れが付きます。

テーブルでも机でも、清潔感のある状態で使いたいものですよね。

今回のガラステーブルは、普段は装飾品や本を置くだけなので、レース編みのクロスが敷いてありました。35年以上前からあるテーブルです。

照明を一部分に当てて撮影してみましたが、あまり汚れていないように見えます
黒い箱を置いてみたらたっぷりのホコリ
敷いていたクロスの跡がくっきり
そして、大小様々な指紋の跡もたっぷりです

用意するクリーティングコートは「窓ガラスコート」

すりガラス以外のガラスは窓ガラスコートに任せてください。

汚れが落ちて透明感が格段にアップする他、汚れが付き難くなって、その後のお手入れも簡単になります。

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(2個) ※80ml入りの場合は1個
  • 竹串(1本)

<BASEの商品ページを見る>

以下のタオルや軍手は別途ご用意ください。

  • 拭き取り用タオル
    塗って乾いた窓ガラスコートを拭き取る時に使います。
    施工時の写真で登場するような一般的なキッチンタオル、それに似た柔らかいタオル、ウエスをご用意ください。
  • 滑り止め付き手袋き(軍手)
    タオルで拭き取る時に手が滑ることがあるので、滑り止めが付いた手袋をはめて使います。
    ゴムの滑り止めが付いた軍手をご用意ください。拭き取り時にタオルが滑らなければどのような手袋でも構いません。

今回は、濡らしたタオルも使いますのでバケツとタオルが必要です。

  • バケツ
    3~4リットルの水が入れば、洗面器のように浅くなければどんなバケツでもOKです。

  • 水道水で十分です。
    井戸水のご家庭なら井戸水でもいいです。
  • タオル2枚
    水を吸いやすい柔らかい普通のタオルです。
    フェイスタオル(80cm×35cmくらいのサイズ)を選びましょう。
    洗車用に普段使っているタオルでも構いませんが、気になる人は別のタオルを用意しましょう。

水拭きで汚れ・ホコリを落とす

まずはじめに、水で落ちる汚れを取り除いてしまいます。

汚れ落としをはじめる前に、濡れたタオルを準備

汚れが酷い時や仕上げる面積が広い時は、2枚の濡れたタオルを用意して、1枚目を汚れ拭き取り用、2枚目を仕上げ拭き用として使います。

面積が小さい時は、仕上げ拭き用タオルだけ使って拭いても構いません。今回は面積が小さいので、仕上げ拭き用タオル1枚だけを使います。

タオル2枚を使って水洗いする時の濡れたタオルの作り方は、

  1. 1枚目の水洗い用タオルは、手のひらサイズに折りたたんでから水を含ませて軽く絞ります。
    水の含み具合は水滴が滴り落ちない程度です。
  2. ちくわ状になっているので、手のひらサイズに開いてシワを伸ばします。
  3. 2枚目の拭き取り用タオルは、手のひらサイズに折りたたんでから水を含ませて固く絞ります。
  4. 同じくちくわ状になっているので、手のひらサイズに開いてからタオルの左右を持って軽く何度か引っ張り空気を含ませます。
    折りたたんだタオルを開いて膝に打ち付けるなどしてもいいでしょう。

です。

バケツ1杯の水洗いで使うタオルの作り方と同じです

ササッと水拭きしてしまう

濡れたタオルでガラス表面をザッと拭きます
汚れを落とした後の状態
水滴が全くといっていいほど浮いてませんが問題ありません
これでは普段のお手入れは大変だったでしょうね…
すかさず裏面を水拭きしていきます
両面を拭き終わると、タオルがずいぶん(?)汚れました
水で簡単に落ちる汚れは落ちました
が、近くでよく見ると指で触った跡がたくさん残っています

皮脂は「あぶら」です。

水拭きだけでは落ちにくいので、無理せず窓ガラスコートに任せましょう。

窓ガラスコートで確実に汚れを落とす

塗って乾いたら拭き取る。

窓ガラスコートの基本はこれだけなので何も難しいことはありません。

この簡単仕上げを解説していきましょう。

とにかくしっかり隅々まで塗り残し無く塗る

窓ガラスコートをスポンジに付けて塗りこみます
はじめてスポンジを使う時は、窓ガラスコートを付けても染み込みません
浮いてこんもりしてます

新品のスポンジや暫く使っていないスポンジに窓ガラスコートを付けたときは、すぐには染み込まないので、油断すると窓ガラスコートが滑り落ちます。

ですから、垂れないように注意しながら塗り込んでください。

あっさり滑り落ちますよ!

このようなガラスは比較的傷が入りにくいです
汚れがなかなか落ちないようなら、少し力を入れて擦ってみましょう

窓ガラスコート用スポンジは、ピッチレスコート用などと比べると厚みが半分しかありませんので、ダイレクト感があって力を入れやすいです。

でも、力を入れ過ぎて爪を立てると大切なスポンジに穴を開けてしまうことがありますので、爪を立てないようにしてください。

また、雪見障子や人形ケースに使われる薄いガラスは割れやすいので、力の入れ過ぎには注意して塗り込んでください!

薄いガラスを初めて施工するときは、まずは、丈夫なガラスで力の入れ方を練習しつつスポンジを作ってから挑んでください。

時には、勢い余ってメッキの部分にも付いてしまうかもしれません

でも大丈夫です!

変色や劣化することは無いので、後でタオルで拭く時に一緒に拭いてしまいましょう。

裏面も同じように塗っていきましょう
スポンジの面がしっかりガラス面に接しています

スポンジにシワが入った状態だとスポンジの面全体が有効に使えませんので、しっかりスポンジ面全体がガラスに接するようにしてください。

塗りムラの原因になることもあるので、意識して塗り込みましょう。

そして、隅っこも。スポンジの角(エッジ部分)を上手く使って隅々までしっかり塗りこみます

ガラスを支えている黒い突起が見えますか?

この突起はゴムでコーティングされていますが、先ほどのメッキと同様このゴムに窓ガラスコートが付いても問題ありません。

次の工程のタオル拭きの時に拭きとっておきましょう。

塗り込み完了

塗ってからしばらくすると、ガラス全体、表裏両面がこのように窓ガラスコートでうっすら白くなりました。

窓ガラスコートが汚れや脂を浮かせて吸収した後、乾くとこのように白くなります

気温が低い日や多めに塗った時は乾きにくいので、すぐにはこのように白くなりません。

そんなときは、乾くまで待ちましょう。

窓ガラスコートの効果を存分に発揮させるために、乾いてから拭き取るようにしてください。

拭き取りたい気持ちは分かりますが、じっとガマンです!

拭き取り用タオルは2種類

右側が粗拭き用タオル、左側が仕上げ拭き用タオルです
窓ガラスコート用タオルについて

1枚を粗拭き用、もう1枚を仕上げ拭き用として使い分けてください。

また、粗拭き用タオルには凸凹のあるタオル(ワッフルタオル)を使うと、乾いた窓ガラスコートを掻き取りやすいのでオススメです。

粗拭き用タオルはよく見るとデコボコしてます。凹凸が大きいですよね。

この大きい凹凸で全体的に粗めに窓ガラスコートを掻き取ります。

そして、もう1枚の仕上げ拭き用タオルは、凸凹がなく平面です。

これで窓ガラスコートの保護膜の面を整えて平面にしていきます。

ヤスリで粗目→中目→細目のように仕上げるのと同じですね。

タオルは厚すぎても薄すぎても拭き取る感触が悪いので、ほどよい四つ折りにしましょう

ザッと粗く拭く

滑り止めの付いた軍手をはめて拭き取り開始です

体勢によって一方の手だけでは拭き取りにくいことがあるので、軍手は両手にはめておきましょう。

タオルの真ん中に手のひらを置いて、手のひら全体を使って拭きます

スポンジと同じく、タオルの面全体を有効に使うためにシワが入らないようにしてください。

ガラスの裏面も同じように拭きますが、その時にタオルにシワが入っているかがよく見えますので、チェックしましょう。

ね?タオルにシワが入ってませんね?
これが正しいタオルの押さえ方ですよ

粗拭きなので隅々まで丁寧に…ではなくザッと粗く拭きましょう。

力も掛ける必要はありません。

ザッですよ!

多少白く残っていても気にせず「ザッ!」と

粗拭きとは打って変わって丁寧に拭く

仕上げ拭き用タオルで仕上げていきましょう。

仕上げ拭きのときは、タオルを例の「縦横円を描くように」拭くと、様々な角度から拭けるので拭き残しが減ります。

同じようにシワが入らないように手のひら全体を使って拭きます
タオルを押さえつける力加減は、これまた力を掛けません

窓ガラスコートが汚れをしっかり吸着してガラス面に保護膜が出来ていれば、軽い力で拭き取りができます。

今度は仕上げ拭きなので、残った窓ガラスコートをしっかり拭き取って保護膜の面を整えていきます。

先ほど、まだ白く残っていた部分も丁寧に拭いていきます。

隅々まで綺麗にしていきましょう
裏面も同じく丁寧に
タオルにシワを作らないように!

裏面は体勢がキツイときがあるので、各自拭き取りやすい体勢で仕上げてください。

体勢は自由です。

寝っ転がっても構いません。

とにかく綺麗に拭き残し無く拭ければOKです。

先ほどのゴムの部分は拭き残しやすいので、指先・タオルの端・竹串を使って綺麗に拭き取りましょう
この部分はまだ残ってますね
指先・手のひら・竹串、全てを総動員して丁寧に拭けば…
力を入れなくても綺麗さっぱりです!

今回仕上げているガラステーブルは簡単に天板が外せるので、もし外せる場合は外して隅やゴムと接していた部分を綺麗にしましょう。

落とさないように注意しながら拭きます

天板に使われるガラスは分厚く丈夫ですが重いので、落とさないように気をつけてください。

落として割れることもあると思う(落としたこと無いので分かりませんが…)ので、心配な方は控えた方がいいです。

無理せずに。

この時に軍手の滑り止め部分(ゴム)でガラスを触ると、このように白くボツボツ跡が付きます

これではせっかく透明感が出たのに台無しなので、

ガラス板を元に戻した後に、タオルで跡を拭き取ってください

仕上げ完了

隅々まで綺麗に仕上げると、こうなります。

蛍光灯の映り込みの様子はいかがでしょうか?
畳の目の数も間違えずに数えられます

汚れやくすみの状態を確認するために、先ほども使った黒い箱を下に置きました。

透明感が抜群なのが分かってもらえるでしょう
拡大してもこの通り
仕上げた本人もホレボレするハズ

もし塗った窓ガラスコートがうまく拭き取れない時は

汚れの状態によっては(長年積もったタバコのヤニが原因になることも)、塗った窓ガラスコートが拭き取り難いことがあります。

これは、頑固に付いた汚れを吸着しきれず残ったためです。

こんな時は一度窓ガラスコートを多めに塗って、乾いたら拭き取って仕上げましょう。

まだ残るようなら、もう1~2度同じように仕上げてください。

それでもどうにもならない時は

拭き取りに使っているタオルに原因があるかもしれません。

今まで使っていたタオルを一度チェックして、汚れすぎていないか、油分が付いていないか、水で塗れていないか、湿気っていないか、を確認してみましょう。

暑い時期は、タオルに汗が付くことがあるので、それもチェックしましょう。

当てはまる時は、タオルを変えてから、もう一度仕上げてみてください。

変えてもダメ、もうどうにもならなくなったら、ホットラインまですぐお電話ください。

そんな時のためのホットラインをしっかり活用して綺麗に仕上げてしまいましょう!

今回のガラステーブル(天板)のお手入れを簡単にまとめる

すりガラス以外のガラスなら窓ガラスコートだけで十分です。

  1. 濡れたタオルで簡単に落ちる汚れを落とす
  2. 窓ガラスコートを塗り残しがないように塗る
  3. 粗拭き用タオルでザッと粗めに拭き取る
  4. 仕上げ用タオルで拭き残しが無いように丁寧に拭き取る

ガラステーブル以外にも、家具のガラス扉、ガラス製の灰皿、ほか様々なガラス製品も仕上げられますので、身の回りにあるガラス製品を見つけて仕上げにチャレンジしてください。

1つ仕上げると次から次に…病み付きになるハズ!

あらためて…今回使ったクリーティングコートは「窓ガラスコート」

直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。

  • スポンジ(2個) ※80ml入りの場合は1個
  • 竹串(1本)

<BASEの商品ページを見る>

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