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メガネのガラスレンズとプラスチックレンズ、どちらも、透明感を出して清潔に保つなら窓ガラスコートです。
メガネを掛けてる人はよく分かるのですが、1日掛けっぱなしだと指紋やらホコリやら液体が飛び散った跡やら何かしら汚れます。
メガネかけながら寝落ちした時なんて…ゾッとします。
あとは、メガネを掛けながら顔をつけて犬(ネコもそうなのかな?)をモフモフすると、毛の脂がレンズにたっぷり付きます。
レンズが汚れてると、視界が悪くてストレスになるし、他人から見るととても汚らしく見えるのでいいことは無いです。
そんな時は、サササッとクールにレンズをキレイにしてしまいましょう。
メガネなど小さなガラスにも使いやすいミニ容器
これはメガネとかスマホとか比較的面積の狭いものに使うためのミニ容器です。
携帯しやすいサイズの点眼容器で、約10ml入ります。
販売している容器は80mlや280mlなので、量がとても少なく感じますが、メガネやスマホのお手入れに使うならこれだけで十二分です。
バイクのミラーに使う場合もこの量で何度も使えますので、点眼容器を手に入れたら、移し替えて携帯用にしてはいかがでしょうか。
点眼容器は10個で500円程度で手に入るようなので、小分けにして仕事机の引き出しに、普段持ち歩くバッグの中に忍ばせておくといいですね。
容器が余ったら、身の回りの人たちにおすそ分けするとか、買ってもらうのもアリかとw
詰め替え方はコチラ。
また、塗り込むときはティッシュペーパーに付けて使ってもいいですが、ティッシュペーパーは窓ガラスコートを吸収しやすく塗りにくいので、携帯用に小さなをスポンジを用意するとなお良いです。
大きなスポンジを小さく切り刻むだけです。
スポンジの切り方はコチラ。
早速メガネで試してみます
普通のプラスチックレンズでフレームのあるメガネを、窓ガラスコートを試してみます。
汚れの状態を見ておきます。
見難いですね。
脂分なのでティッシュペーパーやタオルで拭くと、汚れが伸びるだけです。
沈殿物を溶かさないと効果半減以下
左側は分離・沈殿してますね
数十分放置しただけでもすぐに沈殿するので、必ずよく振って溶かしてください。
この沈殿物が汚れ落としには欠かせません。
このように、底に沈殿物が残っていない状態にしてください。
特に小さい容器だと振りにくいし沈殿物を溶かしにくいので、手首のスナップをきかせたり、縦に振ったり横に振ったりしてうまく溶かしてください。
手首を痛めないようにほどほどにお願いしますねw
スポンジにちょっとだけ付ける
メガネに塗るには、スポンジに窓ガラスコートを付けて塗りますが、量が重要です。
このメガネほどの面積なら1滴で十分なのです。
何滴も付けてしまうと、ビッチャビチャになってお手入れに時間も掛かるし、縁のあるメガネだと、縁に溜まって面倒です。
縁の隙間から残った窓ガラスコートが染み出して、なかなかキレイに仕上がらないこともありますので、付ける量は注意してください。
新しいスポンジの場合は、窓ガラスコートを付けてもすぐには染み込まないので、傾けるとサーッと滑り落ちます。
このようなときは、窓ガラスコートが載っている部分のスポンジを少し谷折りにすると、折ったあたりからジワッと染み込みます。
この量で、両方のレンズの両面お手入れします。
もちろん、レンズの大きさや汚れ方によってはこれだけの量では足りないこともあるので、その時は、1滴だけ付け足すようにします。
新品スポンジは硬めなので事前に慣らしておくといい
メガネのレンズやサングラスに使われるプラスチックレンズはガラスほど硬くないので、新しいスポンジをそのまま使うとキズを入れてしまう可能性があります。
そこで、レンズを施工する前に、家の窓ガラスや鏡を使って窓ガラスコートをゴシゴシ塗り込み、スポンジを柔らかくしておくと安心。
それに、そのときに力加減の練習もできますので、おすすめです。
両面を軽く塗る
あの1滴でレンズの両面いきます。
力を抜いて軽く塗るだけです。
普通なら、この1滴で2枚のレンズをやってしまうのですが、左右のレンズの透明感の違いを比べたいので、まずは向かって右側のレンズだけ仕上げます。
軽く撫でます
ゴッシゴッシ擦る必要は無いです
1滴で2枚のレンズの両面をお手入れできるので、かなり量が多いです
何度も書きますが、1滴で2枚のレンズの両面に使える量です。
ですから、1枚目のレンズに塗りすぎた窓ガラスコートがあれば、2枚目のレンズにも塗ってください。
超高級フレームとか、未知のフレームはちょっと分かりません…
あとは拭き取るだけ
塗った窓ガラスコートが乾けば、後は拭き取ればお手入れ完了です。
タオルの方が凸凹があって厚みもあるので、簡単に早く安心して拭き取れます
ピキッ!パキッ!なんて音するほどの力は不要です
お手入れしたのは右側です
レンズの下側に付いているスジはキズです。普段の扱い方が悪いので…
それでも端っこの汚れや窓ガラスコートが落ちない時は、そこだけ窓ガラスコートを付けたスポンジの角を使って撫でて、乾いてから拭き取りましょう。
拭き取り後の写真、撮り忘れてました。詰めが甘いですねw
どんなものでも、端は汚れが溜まりやすく拭き取りにくいため、拭き取るときは力が集中しやすいので、注意してください。
透明感はいかがでしょうか?
はじめに紹介した汚れた状態と見比べるとよくわかります。
もういちど紹介しますと、まずは施工前。
そして、これが右のレンズのみ施工。
そして、これが左右レンズの施工後。
以前、窓ガラスコートを使ってくださったお客さんから、車のガラスに使った結果のご報告をいただきました。
車に乗っているのに、まるで自転車?に乗っている感覚です!
車の窓ガラスに窓ガラスコートを使ったお客様より
素敵な表現ですねw
それをメガネに使えば、同じように視界は良くなるでしょう。
当方はメガネやレンズの専門家ではありませんので、もしこの方法による問題点などがあればご指摘ください。(「〜らしい」「〜と誰かが言っていた」等の情報のご連絡は不要です。)
10mlは少ないようにみえますが
10ml入りと数字からすると少なく感じますが、実際はメガネのレンズは1滴で済みます。
スマートフォンやタブレット、携帯電話も1〜2滴で十分です。
じゃあ、超ミニボトル1本で何回使えるのか、ですが、実際に何滴出るのか試しました。
動画で撮ろうと考えましたが、ただポチポチ落ちるだけの動画になるので止めましたw
最後の2~3滴は泡が混じっていたので1滴とはカウントしませんが、それでも全部で239滴落ちました!
200滴はあるって聞いていましたが、けっこう上回ってましたね。
1日1回メガネのお手入れしても、ゆうに200日は持つことになります。
80ml入りなら10ml容器8本分、280ml入りなら28本分なので、使い切るまで数年〜十数年かかる計算です。
いかがでしょうか?
スマートフォンや携帯電話のお手入れ方法はこちらを参考にしてください。
塗って乾いたら拭くだけなので、今回書いた手順と全く同じですw
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