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住まいの窓ガラスのお手入れ方法を知る!
今回は、住まいの窓ガラスのお手入れ方法を解説します。
この窓は3年前に1度、さらにそれより3年前にも1度、窓ガラスコートでお手入れしています。
以前ご紹介した様子はこちらです。
住まいの窓ガラス、特に、普段使わない窓ガラスや北向きで雨戸で閉ざされた窓ガラスは、お手入れする機会が少ないので、とんでもないことになっていることがあります。
家を建ててから拭いたことがない!なんて窓もありそうですね。
そんな窓も含めて、窓ガラスコートでお手入れしてみましょう。
車用でも住まいの窓ガラスでも似たようなものですw
仕上げ前の状態をチェック
3年間は風雨にあっているので汚れがしっかり付いてます。
雨の後に、土埃、砂埃、花粉、排気ガスなどが舞ってそのまま乾くとこうなります。
この窓は少し奥まったところにあって普段から雨が当たる場所にはないので、台風や風の強い雨の日だけ雨が当たる感じです。
ですから、汚れが残りやすいのです。
一度汚れが付くと、放っておいてもなかなか雨が洗い落としてくれないので、今回のようにお手入れします。
用意するのは「窓ガラスコート」
窓ガラスであれば、車と同じように窓ガラスコートでやるだけです。
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以下のタオルや軍手は別途ご用意ください。
- 拭き取り用タオル
塗って乾いた窓ガラスコートを拭き取る時に使います。
施工時の写真で登場するような一般的なキッチンタオル、それに似た柔らかいタオル、ウエスをご用意ください。 - 滑り止め付き手袋き(軍手)
タオルで拭き取る時に手が滑ることがあるので、滑り止めが付いた手袋をはめて使います。
ゴムの滑り止めが付いた軍手をご用意ください。拭き取り時にタオルが滑らなければどのような手袋でも構いません。
スポンジでゴシゴシと頑固な汚れやを削っているように見えますが、削ってません。
そして削れません。
ですから、うろこ状のシミをきれいに落とすことは出来ません。
薄っすら付いたものなら何とかなるかもしれませんが、ガッツリ付いたものは、残念ですが…
窓ガラスコートを使う前に
窓ガラスにはたくさんの汚れが付いてました。
この状態では窓ガラスコートを必要以上に使ってしまうのと、スポンジがすぐにダメになってしまうので、粗く水洗いしておきましょう。
水洗いの方法は、例のタオルを2枚使うバケツ1杯の水洗いです。
では、簡単に解説しましょう。
タオルの準備
バケツに汲んだ水でタオルを濡らしてください。
1枚目のタオルは水洗い用として使うので、水をたっぷり含ませておきます。
水滴が落ちない程度の水が含んでいればいいでしょう。
ただ、汚れがヒドすぎる場合は、タオルの端からたまに水滴が垂れるくらいの水を含ませると洗いやすくなります。
2枚目のタオルは水洗いで浮いた水滴を拭き取るため、かたく絞ります。
絞ったままでは水滴が吸い取りにくいので、広げて水を吸収しやすいふわふわな状態(パイルが立った状態)にしておきます。
水洗いしましょう
1枚目の水をたっぷり含ませたタオルでガラス全体をサササッと撫でます。
汚れがたっぷり付いていると、タオルが滑らず引っかかったりジャリジャリしますが、気にせずタオルで拭きましょう。
あまりにも拭きにくい時は、水をもっと含ませるか、何度か水洗いすれば落ちます。
なかなか落ちない汚れは、水をたっぷり含ませたタオルをその汚れの上にしばらく置いて、ふやかしてみましょう。
それでも落ちない汚れは無理しなくていいです。
窓ガラスコートに任せましょう。
水滴の拭き取り
あとは、浮いた水滴を拭き取り用タオルで拭き取ります。
拭き取る時は、タオルを押さえつけずに撫でるだけ。
拭き取るときにタオルを押し付けると、せっかく吸い取った水滴が押し付けたことでまた出てきてしまうので、撫でるように、タオルの繊維に水滴をしっかり吸わせてください。
初めてお手入れする窓ガラスはタオルのスベリが悪いこともありますが、水滴が多少残っても問題ありません。
そのときに残った水滴の跡まで窓ガラスコートでキレイにしてしまいますから。
ただ、水滴が多すぎると窓ガラスコートを塗った時に窓ガラスコートの成分が薄まり効果が減りますので、そこそこの水滴はタオルで吸い取ってください。
同じように外側も
3年も経つのに窓ガラスコート効きすぎ!
内側も外側も、もうちょっと水滴がベタッと張り付くような写真が良かったのですが、事実は曲げられませんw
この後の窓ガラスコートで、水滴跡を落としてしまいます。
窓ガラスコートの施工手順
まんべんなく塗る
窓ガラスコートを塗って乾いたら拭くだけで透明感のある窓ガラスになりますが、一度にたくさん使えばキレイになるということではありません。
容器の底には窓ガラスコートの重要な成分が沈殿しているので、容器をよく振って沈殿物をよく溶かしておきましょう。
沈殿物が溶けたことを確認したら、スポンジに付けて塗ります。
適量と言われても施工する面積によって変わるので分かり難いですね。
この窓全体を施工するなら、まずは写真のようにスポンジの中心に1本線を引く感じでしょうか。
この量では全面を一気に施工できませんが、塗っている最中にスベリが悪い、うまく塗れないと感じたら、同量を付け足しながら塗りましょう。
一度にたっぷり付けて塗るより、何度も付け足ししながら塗る方が塗りやすいです。
乾かす
フラッシュが当たった部分をよく見ると、まだ乾いていません。
乾くまで待つと白くなります。
たっぷり塗った場合は乾くまでに時間が掛かりますが、必ずこのように白く乾くまで待ちましょう。
窓ガラスコートは乾きながら汚れを吸着しますので、効果をしっかり発揮させるために必ず乾くまで待ってください。
寒い時期や湿気の多い時は乾きにくいので、焦らず辛抱してお待ちください。
拭き取る
あとは、白く乾いた窓ガラスコートを2枚のタオルを使って拭き取るだけです。
2枚とも乾いたタオルです。
少しでも濡れていると仕上がりに大きく影響しますので、どんなことがあっても必ず乾いたタオルを使ってください。
まずは、1枚目の粗拭き用タオルでザッと粗く拭き取ります。
この粗く拭き取るときのタオルは、普通のお手拭きタオルでも十分ですが、写真のような凸凹タオルを用意してもいいでしょう。
凸凹タオルは、普通の平べったいタオルに比べて白く貼り付いた窓ガラスコートをかき取りやすいので、オススメです。
そして、力いっぱい押し付けてはいません。
軽く当てて擦っているだけです。
粗拭きのときはクシャクシャでも何とか拭けますが、仕上げ拭きの時はタオル全面がガラスに当たるようにしてください。
高層階などでタオルを下に落としたら大変なときは、軍手とタオルを糸で結んだり、命綱的な何かで対策してください。
クシャッとさせても落ちるものは落ちますのでw
ここでは粗く拭き取るだけなので、所々に拭き残しがあっても大丈夫です。
続いて、仕上げ拭き用タオルで丁寧に拭き取ります。
拭き取るときは、横だけとか縦だけといった一方向で拭くと、スジ状に拭き残しができるので、横と縦とそして円を組み合わせて拭き取ってください。
左側の景色(隣の家)の色が濃く見えるようになりました。
右側にはまだ窓ガラスコートが白く残っているので、余計に濃く見えるのかもしれませんね。
あとは、同じように右側も施工すれば終わりですが、全く同じ工程なので解説は省きます。
全て終わったら、様々な角度から拭き残しや残っている汚れをチェックしましょう。
近くで見たり遠くで見たり、立って見たりしゃがんで見たり、見にくい部分はLEDライトをかざすなどしてチェックしてください。
施工後の状態をチェック
外が明るくても暗くても、ありがちなモヤモヤっとした拭き取り跡は見えませんね。
この窓ガラスは30年以上前のものなので少しシミが見えますが、ここまでの透明感になります。
逆に、洗剤などで余計なお手入れをしていなかったからこそこの状態で済んだ、という可能性もありそうです。
今回のお手入れ方法を簡単にまとめる
- 水洗いで大まかに汚れを落とす
- 窓ガラスコートをスポンジに付ける
- 塗り残し無くしっかり塗る(縦横円を描いてもいいです)
- 乾いたら、タオルで拭き取る
窓ガラスなら、車でも家でもガラステーブルなどの小物でも全く同じです。
家の中、お店の中にあるガラス・鏡製品を探してお試しください!
窓ガラス、食器棚・書棚のガラス扉、姿見、鏡台の鏡、手鏡、ガラステーブル、ガラスの花瓶…
お店のショーケースや自動ドアにもどうぞ!
あらためて…今回使ったのは「窓ガラスコート」
直ぐに使い始められるスポンジ等が付属します。
- スポンジ(2個) ※80ml入りの場合は1個
- 竹串(1本)
<BASEの商品ページを見る>
窓ガラスコートはガラスコーティングをするモノではなく、ガラスの汚れを取って透明感を出すものです!
あと、繰り返し施工することで撥水もします!
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